General systems theory for the global environmental world

The Life Domain of the Earth and the Sun, twin of celestial sphere


黄鶴版・復元版ともに全編の編集 北林達也(1952~)

超漢字Vによる各分野向け訓読版
訓読指南 五郎丸 延 Goromaru Hisashi



【散結発収】散開する天空と結実する地球、および発出する光と吸収する地球圏
  The dispersing sky and the fructifying Earth, and the emitting light and the absorbing Earth sphere

07246-48: 蓋坱坱之処。中外既立。結有所依〉而成質於中〉散有所向》而充気於外》

07246-48: 果てしなく広がる空間には地球環境の定位点と無限の空間がある。自然の諸存在はそれぞれ依拠するところがあり、地球環境の定位点に実質的形態を成り立たせる。散開するものは向かうところがあり、大気として外部空間に充満する。(注)

 注:「自然の諸存在はそれぞれ依拠するところがあり」とは、鳥は空を飛び、動物は大地を走り、魚は水中を泳ぐというようなことを意味する。

07246-48: There is a fixed point of the global environment and infinite space in the endless space. Each of nature's entities has a place of dependence, and they take substantial form at the fixed point of the earth's environment. What disperses has a destination and fills the external space as the atmosphere.*1

 *1 "Each of nature's entities has a place of dependence," meaning that birds fly in the sky, animals run on the earth, and fish swim in the water.

07249-53: 比之於坱坱之併中而無所結。則其散亦結也。既併散為結。鬱然之文章。成于一大結物。既得一大結物〉又余一坱散気》

07249-53: この状態を果てしなく広がる空間が定位点を内包しながらどこにも結合しないことと比較すれば、散開した大気も地球に向けて結合していることになる。絢爛たる星空と美しい地球の綾模様が、地球環境世界を構成している。地球環境世界が構成されれば、その外に果てしない広がりを残すことに成る。

07249-53: If we compare this state of affairs with the fact that the endless expanse of space encompasses a fixed point but does not merge anywhere, then the dispersed atmosphere is also merging toward the Earth. The gorgeous starry sky and the beautiful twill pattern of the Earth constitute the global environmental world. Once the global environmental world is composed, it will leave an endless expanse outside of it.

07254-59: 一之剖析。陰陽平分。平走不平。不平合平。衡不低昂。其力相持。走陽走陰。其勢相傾。故陽物向外〉託其虚動〉陰物向内》託其実止》

07254-59: 一全体が排反性によって分離していくと、陰と陽が均等に分かれる。均等は不均等に移行し、不均等は均等に融合する。平衡状態に高低はない。上げる力と下げる力が釣り合っている。存在は、陽に向かいまた陰に向かう。その勢いは向かう方向に傾斜する。だから、陽的存在は上昇して大気となり気流として動く。陰的存在は地球の中心に向かって沈み、結実して留まる。

07254-59: When incompatibility, Yin and Yang separate, the whole is equally divided. Equality shifts to inequality, and inequality merges into equality. There are no highs and lows in equilibrium. The forces that raise and lower are balanced. Subjects move toward Yang and Yin. Its momentum is inclined in each direction. Therefore, if the Yang being rises, it becomes the atmosphere and moves as air currents. Yin existence sinks and fruition toward the center of the Earth and stays at the self-locating point.

07260-66: 日影水燥者性物。託天地之体。覆者見文〉載者呈章》而天物以体見其虚体〉地物以体露其実体》其勢則背而相走〉其力則対而相持》

07260-66: 太陽・暗闇・水圏・大気圏は、生命圏を作る構成要素であり、地球環境にその存在を依存している。大地を覆う天空は天文気象現象を現し、天空を載せる大地は海と陸の模様を現す。そうして宇宙は天球によってその空虚な形態を現し、地球は山岳河海などの実体によってその形態を露呈する。宇宙の拡散と地球の結実はそのあり方を正反対にしており、双方の力は拮抗している。

07260-66: The sun, darkness, hydrosphere, and atmosphere comprise the biosphere and depend on the earth's environment for their existence. The sky that covers the earth reveals astronomical and meteorological phenomena, and the earth on which the sky is placed reveals the patterns of the sea and land. The universe reveals its empty form through the celestial sphere, and the earth reveals its form through entities such as mountains, rivers, and oceans. The universe's diffusion and the earth's fruition are opposed, and both forces are on balance.

07267-74: 天散地結〉火発水収》天地体露〉水火性見》体立其位而覆載〉性活其形而絪縕》人以麁小之身。立水火之中間。自己分天地。亦未尽也。

07267-74: 天空は散開し地球は結実する。太陽は光を発し水はそれを吸収する。天球と地球は形態を現し、太陽の光圏と地球の水圏は生命圏を現す。天空と地球の形態はその存在位置を定め、天空は覆い大地は載せる。生命はそれぞれの形態を活性化させて陰陽の作用を現す。人類は地上の小さな存在であり、水圏と光圏の中間に生きて、己の生活世界を分かち持つが、まだ天地の壮大さに届いてはいない。

07267-74: The sky disperses, and the Earth is like spherical bullet. The sun emits light and the hydrosphere absorbs it. And the sun's photosphere and the Earth's hydrosphere create the biosphere. The forms of the firmament and the Earth define their place of existence, the firmament covering the Earth and the Earth carrying the firmament. The origin of life forse activates each form to manifest the action of Yin and Yang. Humanity is a tiny being on Earth, living between the hydrosphere and the photosphere, sharing its own living world, but not yet reaching the grandeur of heaven and Earth.

07275-79: 若以一坱散気。観此一大結物。雖如此大。而亦陰也。小也。結也。物也。故天地本一。移之於散物。則植之皮身也。動之皮肉也。

07275-79: もしも果てしない宇宙の広がりを持ってこの地球環境世界を観れば、これほどに大きいとは言っても、まだ陰的で小さく結合した物体である。だから地球環境は本来ひとつのものである。このことを地上の動植物を借りて説明すると、たとえば植物の皮と実、動物の皮と肉のような関係に成る。(注)

 注:この行の後半の三つの文は、大気の層と地球が林檎の皮と実の関係に例えられるのと同じであろう。

07275-79: If we look at this global environmental world from the perspective of the endless expanse of the universe, even though it is so large, it is still a tiny combined object with a Yin existence. Therefore, the global environment is one. If we borrow from the plants and animals on earth to explain this, they are like the skin and fruit of a plant or the skin and flesh of an animal.*1

 *1 The latter three sentences in this line would be analogous to the relationship between the layers of the atmosphere and the earth as the skin and fruit of an apple.

07280-87: 故坱坱一陽散気。為此一陰結物矣。一陽散気〉一大結物》開結物見天地。開天地見華液焉。気則精没〉物則麁露》天爾散虚精清〉地爾結実麁濁》

07280-87: だから、果てしなく広がる太陽の光はこの地球環境世界を生み出す。太陽気象と地球圏は、物質の結合と分散によって天空と地球を開く。天空と地球が開かれれば、青空の中の太陽と大気圏・水圏が生まれる。非物質は精妙であって姿を隠し、物質は肌理が粗く空間に姿を現す。天空はこのように散開して空虚であり、精妙で澄んでいる。大地は結実しており肌理が粗く濁っている。

07280-87: So, the endless sunlight creates this global environmental world. The solar weather and the terrestrial sphere open the firmament and the Earth by combining and dispersing matter. When the sky and the Earth are opened, the sun in the blue sky, and the atmosphere and hydrosphere are created. The immaterial is exquisite and hidden, while the material is coarse-grained and appears in space. The sky is thus dispersed and empty, exquisite and clear. The Earth is like a round shot, coarse-grained, and muddy.

07288-91: 人立地上。望天上之低覆者。以己以下者〉為結実麁濁〉以己以上者》為散虚精清》是以己之身。曁偕居者分之者也。

07288-91: 人間は地上に立って天空を見上げる。足下にあるものを見て大地と為し、頭上にあるものを見て天空と為す。だから、人間は、己をもって自然界に共に存在するものを分かつ存在である。(注)

 注: 「結実麁濁」と「散虚精清」が「散-結」「虚-実」「精-麁(粗)」「清-濁」で対になっているが、文中に訳出するのは難しいので省略した。

07288-91: Humanity stands on the ground and looks up to the sky. Man sees what is under his feet as the Earth and above his head as the sky. Therefore, man is the one who separates what exists together in the natural world by himself.

07292-95: 若精己之身。置於日星倒射之地。以観此天地。則水土之核。日影桴之。水烟星月匝聚。而同帰結実麁濁。於是結実麁濁。食散虚精清。

07292-95: もし自分の体を仮想化して、太陽や星々が光を発するところからこの地球を観れば、地球が太陽の光と宇宙の暗闇に浮かんでいるのがわかる。水と雲と星と月が周りに集まって共に地球環境に帰属する。ここにおいて結合して実体を持ち、可触的で光を遮る地球は、宇宙の精漿で果てしなく拡散した空間と融合している。

07292-95: If someone virtualizes his body and views this Earth from where the sun and stars emit their light, he will see the Earth floating in the sun's light and the space darkness. Water, clouds, stars, and the moon gather around it and belong to the Earth's environment together. They are combined with the substantial, touchable, and light-blocking materials. Moreover, the Earth merges with the endlessly diffused space, the Universe.

07296-98: 若散虚精清。吐結実麁濁。則散虚精清。焉得精没。既已不精没。則相與張勢焉。

07296-98: 宇宙はこのように澄み渡って広がり、丸く結合して不透明で濁ったものを析出すれば、必然的にその澄み切った宇宙は精緻で姿を没したものと成らざるを得ない。そうでないものは、必然的に同類のものと共存することに成る。

07296-98: If the universe is thus clear and expansive, and if it is roundly combined and precipitated opaque and murky, its precise universe inevitably must become exquisite and nonmaterial. Otherwise, they will inevitably coexist with their kind.

07299-06: 故没而立方位形理〉露而為散結通隔者》没中有見〉隠中有露》彼此粲立。以成覆載。故精麁食混成天地〉吐粲立天地》粲立則一気大物。

07299-06: だから、非物質領域は時間の流れ・空間の位置・自然界の球構造・その回転軸を成立させる。物質領域は拡散して天空になり、結合して地球になり、疎通させたり隔絶させたりする。非物質領域には発動因子が活動して現在を現し、それ自体は姿を現さない範疇領域からその形姿を獲得して現れる。前者と後者は明らかに違うものとして成立する。これらによって大地を覆う天空と、天空を載せる大地が現れる。故に、精緻なものは融合して天空と大地を生命世界にし、肌理の粗いものは互いに排斥し合って自然を天空と大地に分離する。そうすると、宇宙には果てしない時間の延長と、果てしなく広がる物質だけがある。(注)

 注:この文は、例によって例のごとく各語と各語のつながりを解説しないととうてい理解できない。解説する語を示す。この文は助辞を除けば、すべて定義された条理語から構成されている。下に語彙を示す。

07299-06: 故[没]而[立][方][位][形][理]〉[露]而[為][散][結][通][隔]者》[没][中][有][見]〉[隠][中][有][露]》[彼][此][粲立]。以[成][覆][載]。故[精][麁=粗][食][混成][天][地]〉[吐][粲立][天][地]》[粲立]則[一気][大物]。


【没】「地冊没部」の「没」。従って物質界の非物質領域、つまり、時間・空間・球構造(sphere)・赤軸・黄軸・天体の回転軌道などを示している。「没露」で対になる。形理転持図一合
【立】変化変容しない存在のあり方。定まった形を持って存在し続けること。これを保証するのが「天冊立部」である。「活立」で対になる。
【方】方向と位置のこと。また時間の流れのこと。ここでは方向のこと。「方位」で対になる。転持方位図 宇宙方位図
【位】定位点および位置のこと。ここ、そこ、上、下、高、低、遠近、東西南北、内、外、北緯、東経など。形理転持図一合
【形】球構造'sphere'のこと。自然界の基本形は球構造'sphere'である。大気の層や天球などがその例。「形理」で対になる。br> 【理】球構造を維持する回転軸のこと。地軸、黄軸など。
【露】「地冊露部」の「露」。従って物質界の物質領域。つまり、太陽・月・惑星・衛星・天球・地球・青空・夜空などの可視的なもの。地球表面は可触性 'accessibility' を持つ。
【為】「為成」の「為」。つまり、為すものと成るものの対における「為すもの」のこと。
【散】青空や大気、天の星々のように散開したもの。「散結」で対になる。
【結】結合・結実したもの。その最大のものが地球。
【通】通じること。時間と空間の中を何かが通ることはすべて「通」である。感情の疎通もすべて「通」である。「通隔」で対になる。
【隔】隔てること。00370:に「体体は隔ちて物す」とある。陰体と陽体は分離して物体化している、という意味である。魚は飛ぶことから隔たり、鳥は泳ぐことから隔たっている。雌は雄と隔たっている。植物は動物と隔たっている。それぞれ陰の体と陽の体である。そのゆえに、統合の次元においては融合して一体化する。
【没】上記参照のこと。
【中】ここでは領域のこと。「没中」で「時間と空間および運動軌道の領域」という意味になる。中外方位図における定位点としての「中」ではない。
【有】内包しているということ。
【見】「見時」の「見」として読んだ。「見時」は「今」つまり現在のこと。
【隠】「天冊」で語られる範疇のこと。次の二文を参考に解釈した。
   00428: 見する者は没を以て其の地と為す〉(物質領域に現れるものは非物質としての時間・空間・運動軌道の中に出現する。)
   00429: 露する者は隠を以て其の天を為す》(物質と物体は範疇をその型とする。注:現れるものは現在に現れる。過去や未来に現れるものはない。)
一二精粗図 没露隠見図一合(表裏一合図)
【有】内包しているということ。
【露】空間に表れ出たものすべてだが、「玄語」では天球・天体類・地球圏などの宇宙規模の存在をいう。
【彼此】対になっているものの代名詞的表記。
【粲立】明らかに分離していること。天地、動植、昼夜、冷熱、雌雄など。すべての自然物はこのような対関係を持つ。
【成】成ること。成立すること。「為成」の「成」つまり為すものに対する成るもの・成ったもの。
【覆】覆うもの。天空・天球・宇宙空間・大気圏・水圏のこと。総じて地球を取り巻く環境のこと。
【載】載せるもの。大地・地球のこと。
【精】精緻精妙な存在のこと。たとえば時間・空間・運動軌道・鬱浡の神(発動因子)の活動など。「精粗」で対になる。
【麁】「粗」と同じ意味。肌理の粗い存在。直接的な観察ができるもの。また手に触れるもの。精神に対する肉体のようなもの。
【食】浸透すること。融合すること。一体化すること。
【混成】入り混じって一体化していること。コイントスをして空中でコインが回っている時の表とも裏とも言えない状態。「粲立」の対語。
【天】天空・天球・宇宙。「天冊」の「天」は範疇'category'のこと。筆者は、B・ラッセルの「型の理論」に倣って'type'としている。
【地】地球・地球圏・大地。時間と空間では運動の場である時間が「天」、存在の場である空間が「地」。
【吐】己にあらざるものを析出して分離し、対手とすること。磁石が良い例。動植・雌雄・昼夜・寒熱、みな同じ。
【粲立】明らかに分離していること。上出参照のこと。
【天】天空・天球・宇宙。「天冊」の「天」は範疇'category'のこと。筆者は、B・ラッセルの「型の理論」に倣って'type'としている。
【地】大地・地球・地球圏。時間と空間では運動の場である時間が「天」、存在の場である空間が「地」。
【粲立】上出参照。この文では存在全体を「一気」と「大物」に分けている。
【一気】時間の流れの総体。自己更新する現在(=今)のこと。気物相食混成図一合の「気」
【大物】空間的存在の総体のこと。一大宇宙のこと。上の図の「物」のこと。

007299-06: So, the immaterial realm establishes the flow of time, the locating position in space, the spherical structure of nature, and its axis of rotation. The material realm diffuses to become the sky, combines to become the Earth, and communicates and separates. In the immaterial realm, the initiating factor is active and manifests itself in the present, acquiring its form and emerging from the categorical realm, which does not manifest itself. The former and the latter are different. The sky that covers the Earth and the Earth on which the sky rests appear. Therefore, the exquisite fuse makes the sky and the Earth into a living world, while the coarse textures exclude each other to separate nature from the immaterial and the material. In this way, the universe is an endless expanse of time and matter.

07307-11: 一気性見於華液〉大物体露於天地》天地散結〉陰陽絪縕》万物遊於此焉。

07307-11: 非物質の総体はその本質を太陽の光圏と地球の水圏として現し、物質の総体はその本体を天空と大地として現す。天空は散開して宇宙となり、大地は結実して地球と成る。存在の始源の本姓である陰と陽の力はせめぎ合って生命を生む力となり、生み出された生き物は天空と大地の間で遊ぶ。

07307-11: The immaterial totality manifests its essence as the sun's photosphere and the Earth's hydrosphere. In contrast, the material totality manifests its true nature as the sky and the Earth. The firmament disperses to form the universe, and the Earth fructifies to form the Earth. The yin and yang forces, which are the original forces of existence, compete with each other to create life, and the created creatures play between the sky and the Earth.

07312-15: 陰結則結中陽発〉陽散則散中陰収》陰〉排於天中而影〉収於地中而水〉陽》発於天中而日》解於地中而燥》

07312-15: 自然界の陰的存在が結合すれば、その結合の中から陽的存在が発散する。陽的存在が発散すれば、その発散の中に陰的存在を吸収する。陰的存在は空間に広がって宇宙の暗黒と成り、地球においては水と成る。陽的存在は天空においては発散して太陽となり、地球においては固体から離れて大気になる。

07312-15: If Yin in nature combines, a Yang being emanates from that union. When the Yang emanates, it absorbs the Yin in its emanation. The Yin presence spreads out into space and becomes the darkness in the universe; on Earth, it becomes water. The Yang emanates in the sky and becomes the sun; on Earth, it leaves the object and becomes the atmosphere.

07316-23: 天色清通於散虚〉地影濁隔於結実》虚実者没露散結〉清濁者隠見通塞》天地観之於体境〉華液観之於性境》体実之物謂質〉体虚之物謂象》

07316-23: 太陽の光は宇宙空間に広がり、地球の影は結実した地球が光を遮ることで生じる。虚ろなものは時間や空間などの非物質となり、実体化したものは青空や大地と成る。澄んだものは時間と空間になり、地球は光を通さずに球の半分が現れ、反対の半分は隠れることになる。地球環境はこれを形態領域から観たものであり、光圏と水圏はこれを生命環境から観たものである。内部が充実した物体を「質」と言い、拡散した物質を「象」という。

07316-23: The sun's light spreads out into space, and the shadow of the Earth is caused by the fructified Earth blocking the light. What is void becomes immaterial, such as time and space, and what materializes becomes the blue sky and the Earth. What is clear becomes time and space. The Earth is impervious to light. Half of the sphere will be illuminated, and the other half will be hidden. The Earth's environment is seen from its morphic domain, and the photosphere and hydrosphere are seen from its life environment. The photosphere and hydrosphere are viewed from the perspective of the life environment, where there is a full interior and an atmosphere that is diffuse and can hold things inside.

07324-27: 見容之物》従容之之体。則象中亦有象質。是以性体之所合。収而結焉〉其堅則地〉而其軟則液也〉発而散焉》其精天》而其麁則華也》

07324-27: 収容される諸存在は、収容するものの存在様態に従う。つまり、宇宙空間には天文現象と地球の気象現象がある。だから、原初の生命空間と物体が融合するところでは、収束するものが結実する。その中で堅固なものが地圏となり、軟らかいものが水圏と成る。発散すれば澄み切った宇宙空間と成る。その中の物質的なものが太陽と光圏となる。

07324-27: The various existences follow the mode of existence of those that house them. In other words, there are astronomical phenomena in space and meteorological phenomena on Earth. So, where primordial life-space and objects merge, what converges comes to fruition. In it, what is solid becomes the geosphere, and what is soft becomes the hydrosphere. If they diverge, they become clear space. The material things in it become the sun and the photosphere.

07328-31: 天象者日為盛〉由陰影之斂〉不能散為天〉地質者水為大》由陽気之噴》不能結為地》故陽散之中陰発陽〉陰結之中陽噴陰》

07328-31: 地球環境世界における宇宙空間の発光現象は太陽をもって最大と為す。宇宙の闇黒は青空のように天空を形成することができない。地球圏では海洋圏が最大である。太陽の熱で水が蒸発して雨となっても、雨は大地に結合することができないからである。だから天空に星々が散らばる中で宇宙の暗黒は太陽の光と熱を発し、冷たく結合した地球圏の中では、太陽の熱は海を蒸発させる。

07328-31: The sun is the most prominent luminous phenomenon in space in the global environment. The darkness of the universe cannot form a sky like the blue sky. In the terrestrial sphere, the oceanic sphere is the largest. That is because even if water evaporates from the sun's heat and becomes rain, the rain cannot combine with the Earth. So the cosmic darkness emits the sun's light and heat as the stars are scattered in the firmament, and in the cold Earth sphere, the sun's heat evaporates the oceans.

07332-35: 細尋繹條理之所貫。陰自陽散之処〉収而結質〉陽自陰結之処》発而見象》蓋地者実焉〉其体密結〉其気粗解〉

07332-35: 子細に排反性の原理が働いているところを探ると、陰的なものは陽的なものが発散したところに結実する。陽的なものは陰的なものが結実したところから発出して天文現象を現す。地球は実体として存在し、その形質は密であり結合しており、周辺を取り巻く表土はざらつき、大気は気化している。

07332-35: If we look into the details where the principle of incompatibility is at work, we find that what is Yin comes to fruition where what is Yang has emanated. The Yang emanates from the fruition of the Yin and manifests itself in astronomical phenomena. The earth exists as an entity; its form is dense and cohesive, the topsoil surrounding it is rough, and the atmosphere evaporates.

07336-40: 密結不可入〉則物皆居粗解〉天者転焉》其転剛急》其運柔緩》剛急不可行》則物皆従運緩》転中則気西走〉象東走〉実中則気上行》質下行》

07336-40: 堅く結合した地球には入ることはできない。だから生物は表土と大気の中に居る。天球は回転する。日周運動は速く、年周運動は緩やかである。日周運動には着いていくことができないから地上の存在はどれも年周運動に従う。日周運動においては太陽の光は西に向かい、天文現象は東に行く。大気圏内では熱気は上昇し、雨は下に向かう。

07336-40: They cannot enter the Earth. That is why living things are in the topsoil and atmosphere. The celestial sphere rotates. Diurnal motion is fast, and annual motion is slow. Since keeping up with the diurnal motion is impossible, all terrestrial beings follow the annual motion. In diurnal motion, the sun's rays go to the west, and astronomical phenomena go to the east. In the atmosphere, hot air goes up, and cool air and rain goes down.

07341-44: 実之極〉竪於土石〉潜於露質之下〉動之極》剛於風涛》急於没気之標》時処精没其物〉経通緯塞〉無所露焉〉天地麁露其物》文象実質》無所没焉》

07341-44: 結実したものの極みは、土石よりも堅く地表の下に存在している。動くものの極みは強風より速く宇宙の果てを高速で動いている。時間と空間は、その物体を見えなくしている。時間は通じ空間は満ち塞がる。時間と空間が存在しないところはない。地球環境世界はその物質と物体を時空間に現す。天文現象と地球圏の現象は消滅するところがない。

07341-44: Firmer than rocks and stones, the extremity of fruition exists beneath the ground's surface. The extremity of moving things moves faster than a strong wind at the edge of the universe. Time and space make the object invisible. Time passes through, and space fills up. There is no place where time and space do not exist. The global environmental world manifests its matter and objects in time and space. Astronomical and geospheric phenomena do not cease to exist.

07345-50: 天則虚〉而地則実焉》天虚莫所不透〉地実無所不隔》天象東行而西退〉地質天居而地立》

07345-50: 天空は空虚であり、地球は堅く結合する。宇宙は空虚であって光が通らないところはない。地球は結合していて光を通さない。天文現象は天球を東向きに移動し西向きに後退する。地球圏では天は上空にあり、大地は足下にある。

07345-50: The sky is void, and Earth is firm and fruitful. The universe is void, and there is no place through which light cannot pass. The Earth is bound together and does not allow light to pass through. Astronomical phenomena move the celestial sphere eastward and recede westward. In the Earth's sphere, the heavens are above our heads, and the Earth is beneath our feet.

07351-54: 於是火之象〉則以虚而外出〉以発気〉以食物〉物来接則食而吐焉〉水之質》則以実而内入》以容物》以拒気》気来交則拒而容焉》

07351-54: だから、火は燃えると熱気を物体の外に出す。熱を発して燃えるものを無くしてしまう。物が近づいて接触すれば燃やして燃え滓を残す。水は物の中に浸透する。その性質によって物体を収容し、物質を溶解し、気体を排除する。気体が内部に発生すれば、気泡となって存在するがいずれ消えてしまう。

07351-54: So, when fire burns, it emits heat out of the object and loses the object that burns. If an object comes into close contact with it, it burns and leaves a residue. Water permeates into objects. By its nature, it accommodates objects, dissolves matter, and eliminates gases. If a gas is generated inside, it exists as a bubble but will eventually disappear.

07355-57: 故水能食火気〉而養火体〉雖養而不能容火体〉小中分別〉則膏能養〉而水則賊焉〉自大物観之〉膏與水奚択〉

07355-57: だから水は火を消すことができるが、その一方で水を含むことで燃焼が可能になる。燃焼を可能にするとは言っても水は火と同居しない。水と火は地上の存在であるが分離している。水に溶けない油脂は傷を癒やすが水は傷を悪化させる。天球規模でこれを観れば油と水に違いはない。

07355-57: Water can extinguish a fire, but on the other hand, its inclusion enables combustion. Even though it enables combustion, water does not cohabit with fire. Water and fire are terrestrial entities but separate. Fats and oils, which are insoluble in water, heal wounds, but water aggravates them. If we look at them on a celestial scale, there is no difference between oil and water.

07358-60: 火食水気》而養水体》雖養而不能容水体》小中分別》則燐能親》而火則疏焉》自一気観之》則燐與火奚択》

07358-60: 火の熱は水を蒸発させるが、水の流動性を保つ。流動性を保つとは言っても火は水と同居しない。水と火は地上の存在であるが分離している。燐は水に溶けるが発火することがある。始原の存在から観れば、燐と火に違いはない。

07358-60: The heat of fire evaporates water but keeps it fluid. Fire does not coexist with water, even though it maintains fluidity. Water and fire are terrestrial entities but separate. Phosphorus is soluble in water but can ignite. From the perspective of primordial existence, there is no difference between phosphorus and fire.

07361-65: 天散地結之分。気有聚散〉質有解結》蓋一也。其用則見吐食。火著湿柴〉則湿暗上浮〉火煨湿物》則湿潤内結》

07361-65: 天空が散り拡がり地球が結合するという自然界の分離においては、光や熱は集まったり拡散したりするし、地上にあって水を含むものは結合したり分解したりする。けっきょく同じことである。その作用は析出と浸透である。火が松明に付けば水蒸気と暗闇は上に移動する。火が湿ったものを灰に入れて蒸せば湿り気は内部に結合する。

07361-65: In the separation of nature, where the sky disperses, and the Earth joins, light and heat gather and diffuse; on Earth, anything that contains water joins and decomposes. It is the same thing. The action is precipitation and penetration. Water vapor and darkness move upward if a fire attaches to a torch. The moisture combined with a fire's interior steams a wet substance in ashes.

07366-69: 是以影体〉以日気之発而為散〉日体》以影気之斂而為聚》燥体〉由見占地於水質而升解〉水体》由見囲地於燥気而降結》

07366-69: そういうわけだから、宇宙の暗闇は太陽が発光することによって消えていく。太陽とその光は、宇宙の暗闇が消えることによって発光体と成る。大気は地圏が水圏によって占有されることによって蒸発し上昇する。水は地圏が大気に囲まれることによって地に降り落ちて水圏と成る。

07366-69: That is why the darkness of the universe disappears when the sun emits light. The sun and its light become luminous as the darkness of the universe disappears. The atmosphere evaporates and rises as the geosphere is occupied by the hydrosphere. Water drops or snow falls to the Earth as the atmosphere surrounds the geosphere and becomes the hydrosphere.

07370-73: 是以水質之所収〉為火発之本〉燥気之所解》為水結之原》故火解南地〉則水凝北地〉火解北地》則水凝南地》

07370-73: だから、水を吸収したものは燃えるものとなる。水蒸気が発生するところは結合した水分子の表面となる。故に、太陽の熱が北半球から見た場合の南で上昇気流となれば、必然的に水は北極付近で凍ることになるし、南半球の北で太陽熱が上昇気流になれば、必然的に南極付近で凍ることになる。

07370-73: So, anything that absorbs water becomes combustible. Where water vapor is generated will be on the surface of the bound water molecules. Therefore, if the sun's heat becomes an updraft in the south, as seen from the northern hemisphere, water will inevitably freeze near the north pole. If solar heat becomes an updraft in the north of the southern hemisphere, it will inevitably freeze near the south pole.

07374-77: 影収地結〉而天地陰成〉天散日発》而天地陽成》水融質於結外〉而偶於所解之燥〉日発象於散中》而偶於所収之影》

07374-77: 宇宙の暗黒はすべてを収め地球は堅く結実する。そうして暗く冷たい世界ができる。天空は散り拡がり、太陽は発光する。そうして明るく暖かい世界ができる。水は蒸発してその性質を液体の外にもたらすが、それを吸収する乾燥と対偶を為す。太陽は光を空間に発散し、それを吸収するところの闇と対偶を為す。

07374-77: The darkness of the universe will contain all, and Earth will come to hard fruition. Thus, a dark and cold world is created. The sky disperses, and the sun emits light. Thus, a bright and warm world is created. Water evaporates and brings its properties out of the liquid, but it is the counterpart of dryness that absorbs it. The sun emanates its light into space, and it is the counterpart of the darkness that absorbs it.

07378-82: 転間有日影〉地表有水燥》水可親〉而火不可親焉〉試諸地上之水火。而知其用。而後華液之絪縕。可以窺焉。

07378-82: 天空の回転には太陽の光と宇宙の闇がある。地球表面には水圏と大気圏がある。水は親しい存在であるが、火はそうではない。地上の水と火でそれを試してみるとその作用がわかる。そののち、太陽の光圏と地球の水圏の陰と陽の作用を知るべきである。

07378-82: The sun's light and the darkness of space are present in the sky's rotation. On the surface of Earth, there is the hydrosphere and the atmosphere. Water is a familiar entity; fire is not. Try it with water and fire on Earth, and you will see how it works. After that, we should know the Yin and Yang actions of the sun's photosphere and Earth's hydrosphere.

07383-88: 蓋陽自収結之中〉鬱発於天間〉則為華於象〉華以日為其宗〉陰自発散之表》疏収於地上》則為液於質》液以海為其宗》故火者発於天陰収中〉水者融於地陽解中》

07383-88: さて、自然界の陽の力は自ずから収まって内部に凝縮し、宇宙空間に発出してその光を天文現象にする。地球環境においては太陽をその最大のものとする。陰の力は陽の力が発散した果てに発生し、地球表面に集まる。つまり水圏を生命の発生源とする。水圏は海を最大のものとする。だから、地上の火は宇宙の冷気を収める領域に発生し、水は地球の暖かさの中で溶ける。

07383-88: The Yang force in nature naturally subsides and condenses inside, emanating out into space and making its light an astronomical phenomenon. In the Earth's environment, the Sun is its most significant. The yin force arises at the end of the emanation of the yang force and gathers on the surface of the Earth. In other words, the hydrosphere is the source of life. The hydrosphere makes the ocean its greatest. So, fire on Earth arises in the region that contains cold air, and water melts in its warmth.

07389-95: 発収解結者。天地之態也。以天地異也。其態異也。土石者体成〉金水者性成》成於性者凝融〉成於体者解結》凝融解結。本非佗焉。唯以其性之異。而其態亦異也。

07389-95: 発散・吸収・融解・結合は自然界の基本動態である。自然の様相が異なれば、その諸存在の様態も異なる。土や石は分割しても土や石のままである。金属や水は温度によって様態が変わる。前者は砕いて粉にしたり固めて石のようにしたりできる。後者は温度によって溶けたり固まったり蒸発したりする。凝結や融解、あるいは砕けたり固く結合したりすることはそれ以外のことを意味しないが、それぞれの物質の性質によってその様態は変わる。

07389-95: Divergence, absorption, melting, and combination are the fundamental dynamics of nature. Different aspects of objects have each state. Soil and stone remain soil and stone even when divided. Metals and water change their state depending on temperature. The former can be crushed into powder or hardened into a stone. The latter can melt, solidify, or evaporate, depending on temperature. Condensation or melting, or being crushed or hardened into a solid bond, does not imply anything else, but the aspect of each substance changes according to its properties.

07396-05: 故土而常解〉石而常結》金而常凝〉水而常融》水者天然之融物〉金者天然之凝物》氷者水而凝〉汞者金而融》石者天然之結物〉土者天然之解物》

07396-05: だから、土は常にほぐれるし、石は常に固い。金属は常に凝結しているし、水は常に溶けている。水は自然のなかで初めから溶けているものである。金属は初めから凝結しているものである。氷はもともとは水だが冷えて固まったものである。水銀は金属だが液状である。石は初めから固まったものである。土は初めからほぐれるものである。

07396-05: So, soil is constantly unraveling, and stone is always hard. Metal is constantly condensing, and water is always dissolving. Water has been dissolved in nature from the beginning, and metals have been congealed from the beginning. Ice is originally water that has solidified as it cools. Mercury is a metal but in liquid form. Stone has been solid from the beginning, and soil has been loosened from the beginning.

07406-13: 玉者石而精〉石者玉而麁》土者土而解〉砂者土而結》結者固而脆〉凝者軟而粘》金粘石脆〉埴粘壌脆》

07406-13: 宝石は美しく希少な石である。石は結晶ではあるがありふれていて粗い。土は土壌として存在するがほぐれるものである。砂も土壌として存在するが鋳型に用いられるほど固くなる。結合して固いものは脆い。凝結したものは軟らかくて粘りがある。金属類は粘性があるが、石は脆い。陶器の原料になる粘土は粘るが、田畑の土は脆い。

07406-13: Gemstones are beautiful and rare. Stones are crystals, but they are common and coarse. Soil exists as soil, but it can be loosened. Sand also exists as soil, but it becomes hard enough to be used in molds. Hard-bound things are brittle. The cohesive material is soft and sticky. Metals are viscous, but stones are brittle. Clay, used to make pottery, is sticky, but field soil is brittle.

07414-19: 此性靡所不有。則艸木鳥獣。万之事物。人之性情。雖従物異名。堅軟莫所不有矣。稲之糯粳。禾之梁秫。所結非佗矣。

07414-19: このような性質を持たないものは自然界には存在しない。つまり、草木や鳥獣、その他すべての事物、また人の性質や心情など、諸存在それぞれに応じてその名称を異にするのではあるが、硬さと軟らかさを持たないものはない。もち米やうるち米の相違や、穀物などの茎の強さと実の軟らかさなど、物のできる例外はない。

07414-19: There is nothing in nature that does not have these qualities. In other words, although plants, trees, birds, animals, and all other things, as well as people's nature and feelings, have different names for their respective existence, there is nothing that does not have hardness and softness. There are no exceptions, such as the difference between glutinous rice and non-glutinous rice or between the strength of the stem of a grain and the softness of its fruit.

07420-22: 水火者。陰陽之麁体。有綻露陰陽之用。故或解結。又能固結。或結解。又能軟結。

07420-22: 水と火は、陰の力と陽の力の物質的な現れであり、陰陽の作用がいわば自然界にこぼれ出たものだ。だから或る場合は結合を解き、また結合を強化し、ほぐれたものを結合させたり、結合を緩めたりする。

07420-22: Water and fire are the material manifestations of yin and yang forces on Earth, the yin-yang action spilling into the natural world. So, in some cases, they unite; in others, they strengthen; in others, they unite or loosen.

07423-26: 試之於此。水者以滋潤粘物〉火者以乾燥固物》陶瓦者人造之石〉水粘火固〉氷金者天凝之水》晛澌火融》

07423-26: このことを試してみると、水はうるおいによって物質に粘性を与え、火は乾燥させることによって物質を固める。焼物の瓦は人工的につくった石である。水は粘性を与え、火は固める。氷柱や霜柱は自然に凝結した水である。朝日に当たれば融けるし、火で温めても融ける。

07423-26: If someone tests this, water gives matter viscosity by moistening it, and fire hardens it by drying it. The tiles of pottery are artificially created stones. Water gives viscosity, and fire gives hardness. Pillars of ice and frost are naturally condensed water. They melt when exposed to the morning sun and when heated by fire.

07427-31: 是以和土以水〉攻之以火〉其質為石〉潅之以水》攻之以火》其質終解》以体而成者〉見火而解〉以性而成者》見火而融》條理必剖於所往。

07427-31: だから、土は水によって柔らかくなるし、火で加熱すれば石のようになる。水を注ぎ続け、火で加熱し続ければ、土の性質は失われてしまう。形のあるものは火に焼かれれば形を失い、性質のみを持って存在するものは加熱されればその性質を失う。自然を構成する排反性は加熱や加水の結果にも現れる。

07427-31: So the soil is softened by water and becomes stony when heated by fire. If someone keeps pouring water on it and keeps heating it with fire, it loses its properties. That which has form loses its form when burned by fire, and that which exists only in its nature loses its nature when heated. The principle of incompatibility in nature also appears in the results of heating and watering and others.

07432-35: 而日吐景〉水吐湿》湿含火〉景含月》

07432-35: だから太陽は光圏を発出し、水圏は大気中に湿気をもたらす。湿り気は燃焼を可能的に持ち、光圏は月光を含む。

07432-35: So, the sun emits the photosphere, and the hydrosphere brings moisture into the atmosphere. Moisture has combustion as a possibility, and the photosphere contains moonlight.

07436-44: 天者散陽也〉地者結陰也》其間則日影水燥。影者収陰也〉日者発陽也》陽発伸景〉則露結其中〉水者結陰也》燥者解陽也〉陰湿鬱陽》則星発於其表》

07436-44: 天空と宇宙は陽の力が発散したものである。地球は陰の力が凝結したものである。そのあいだには、太陽と宇宙の闇と大気圏と水圏がある。宇宙の闇は陰の力を収容している。太陽は陽の力を発散している。陽の力を発散すると光圏が広がる。必然的に太陽がその中心に存在する。水圏は陰の力が結合したものである。大気圏は陽の力が水の冷却作用によって和らいだものである。地上の湿り気と蓄積した太陽熱が、自然発火という現象を起こす。

07436-44: The sky and the universe are emanations of the Yang force. Earth is the congealed force of Yin. Between them are the sun, the cosmic darkness, the atmosphere, and the hydrosphere. The cosmic darkness houses the Yin force. The sun emanates the power of Yang. When the Yang force emanates, the photosphere expands. Inevitably, the sun exists at its center. The hydrosphere is the union of the Yin forces. The atmosphere is the Yang force tempered by the cooling action of water. Desiccation and accumulated solar heat cause the phenomenon of spontaneous combustion.

07445-50: 月與辰者〉天之露也〉火與雷者》地之星也》地結陰於弦中而止〉日発陽於弧中而走》居中而観外。目不尽際涯。以囿於地也。

07445-50: 月と惑星は宇宙空間に浮かんだ露である。火と雷は地上の星である。地球は陰の力を地軸に結んで移動せず、太陽は陽の力を軌道から発しつつ移動する。人は地球に居て宇宙を観測するが、どこまで遠くを見ても宇宙の果を見ることはできない。地球から観るという条件から離れられないからである。

07445-50: The moon and planets are dew floating in space. Fire and thunder are terrestrial stars. Earth does not move with its Yin force tied to the Earth's axis, while the sun moves with its Yang force emanating from its orbit. One observes the universe from Earth, but no matter how far one looks, one cannot see the end of the universe. That is because we cannot leave the condition of viewing the universe from Earth.

07451-55: 日景〉陽之一円物〉影地》陰之一円物》天包地〉日循地》混淪一円物。未帰之於坱坱。

07451-55: 太陽と光圏は陽の力が生んだ球体である。発光しない地球は陰の力が生んだ球体である。天球は地球を包み、太陽は地球を周回する。天球は壮麗で巨大な球体だが、まだ宇宙の果に至らない。

07451-55: The sun and the photosphere are spheres created by the power of yang. The Earth, which does not emit light, is a sphere created by the force of yin. The celestial sphere encircles the Earth, and the sun orbits the Earth. The celestial sphere is magnificent and gigantic, but it has not yet reached the end of the universe.

07456-60: 気収則陰粛〉粛而結則地〉質結則気達》達屈則鬱》鬱而発則日》日標之余気。帰地而燥。燥陽而解〉水陰而融》

07456-60: 宇宙のエネルギーが収束したものが、陰の力の凝縮力である。凝縮して結合したものが地球である。水圏が生れれば大気ができる。大気は宇宙に拡散せず地球表面に留まり大気圏を構成する。大気圏に太陽の光が当たればその光は拡散し中心に太陽が位置する。太陽の光の一部は地球に到達して大気を発生させる。大気は暖かく揺らぎがある。水は冷たく流れるものである。

07456-60: The convergence of the universe energies is by the Yin Force. That created the Earth. When the hydrosphere is created, an atmosphere is formed. The atmosphere does not diffuse into space but stays on the Earth's surface and generates the atmosphere. When the sun's rays hit the atmosphere, they diffuse, and the sun is located at the center of that. A few sun rays reach Earth's surface and constitute an atmosphere. The air is warm and fluctuating, while the water is cold and flowing.

07461-65: 水則上比影反日〉下反火比湿》日食陰〉而其発弗尽〉地噴陽》而其融弗巳》剖析之所不尽然焉。

07461-65: 水圏の上部構造である大気圏は宇宙の闇と類推可能な関係にあり、太陽の光と排反事象と成る。水は火と排反事象になり湿り気と類推可能である。太陽は宇宙空間を照らし続けるが、その光は尽きることがない。地球は内部の熱を発し続けるが、その熱気が尽きることはない。排反事象がすみずみまで行き渡るからである。

07461-65: The upper structure of the hydrosphere, the atmosphere, is analogous to the darkness of the universe and is the incompatible event of the Sun's light. Water is the incompatible event of the fire, which is analogous to moisture. The Sun continues to illuminate space, but its light never ceases. The Earth continues to emit internal heat, but its heat never runs out. That is because the incompatible event spreads to every corner of the Earth.


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