121.大小図(だいしょうず) 校異なし

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「大小図」は、地球環境が大規模構造と小規模構造で出来ていることを示す図です。第一象限の「天∥容」は、時間と空間のことです。 これは「神物剖析図」の第二象限を見ると「天∥容」が「宇」と「宙」に分かれていることから理解できます。現代では、地球環境から 銀河の大規模構造を知ることができるように成りましたが、それがどんなに大きくても時空間よりは小さいのです。その意味では、 壮大な宇宙の大規模構造でも「地」という概念の中に入ります。

 第二象限の「大∥統」は、梅園の時代では、天球までを意味していました。それより遠くの外宇宙が存在することは知っていましたが 観測することは出来ませんでした。

 第三象限の「小∥散」は、地上の諸存在及び生態系・生物群を意味しています。梅園の時代は電子顕微鏡などはありませんでしたから、 現代の生物学のような知識はありませんでしたが、それらとて「小∥散」の領域の外に出ることはありません。

 『玄語』の論理は基本的には観測や実験によって覆されることはありません。私は、このような命題群を「超越命題群」と呼んでいます。



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