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「寒熱図」は、南半球と北半球の季節の違いを書いています。 南半球は、北半球と違って、海が広く陸地が狭い。南半球と北半球は、次のような違いがある。 1.季節が逆転する。(例えば北半球が夏のとき、南半球は冬である。) 2.太陽が東から出て「北」を経由して西に沈む。 3.雲や水の渦巻きが逆回転になる 4.北半球で亜寒帯に相当する緯度に陸地が存在しないため亜寒帯がない。 梅園は、南半球については世界地図や地球儀で知った知識しか持っていなかったので、大まかな考察しかしていません。 これは時代の制約なのでやむを得ないところです。 左の「寒熱緯図」は、地上の暖かさと寒さが何に由来し、どこに存在するかを描いた図である。今ではこれくらいのことは 中学校で学ぶような内容ですが、まだ地球が四角だと誰もが信じていた江戸中期では気象学の最新の知識でした。 「持燥」は、大気のことで「温暖」をもたらし、「転影」は夜空のことで涼しさをもたらします。「地水」は、 水圏による冷却現象で南極と北極による冷却も含みます。「喧熱」(けんねつ)は、甚だしい暑さのことで太陽がもたらす ものです。 これらに、地球の回転、太陽の南中点の移動(地球環境では、地球の公転は見えない)が加わって、大気の循環が起き、 季節が生じます。 |