84.宇宙動静図(うちゅうどうせいず)

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 次は「宇宙動静図」です。「宇」と「宙」はこれま何度も書いてきましたが、空間と時間です。「動」は、運動と変化のことです。 天球の回転や季節の変化、生老病死まで、すべて「動」に入ります。動くものには、「気」もあれば「物」もあります。 気分や感情は変化するものです。物体も肉体も動くものです。この世界に絶対に動かないものは何ひとつありません。

時間とは、それらの変化が起きる場です。時間がどこかに移動するということはありません。すべては時間の中で変化し運動します。 時間そのものはどこにも生きません。

 それに対して空間は物質・物体が存在する場です。もし時間がなければ、空間に存在するものは何ひとつ動きません。 そうなりますと、この宇宙は壮大なパノラマになります。時間という変化の場があり、変化の様態に応じてそれぞれの自然の構成要素が動き、 変化してこの自然が出来ます。

 運動や変化には規則があります。物理法則がそれです。物体の移動は物理学が扱いますし、エネルギーの変化は熱力学が扱います。 ニュートン力学・相対性理論・量子力学・熱力学などがあります。生物には絶対的な規則と大まかな規則があります。 絶対的な規則は、生まれて成長し、次の世代を残して死んでいくということです。しかし、その寿命はまばらです。 この大宇宙がどんなに壮大であろうとも、この「宇宙動静図」から外れることはありません。


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