【玄語\例旨\附言】86.txtの検索用訓読。 総ルビ訓読版  検索用原文



16141: 天冊の天なる者は〉性なり〉鬱Dの活なり〉

16142: 地冊の地なる者は》体なり》混淪の立なり》

16143:  地冊二部は。没と為し露と為す。

16144:  二部四界。天界の目を〉宇宙と曰い〉方位と曰う〉

16145:       機界の目を〉転持と曰い〉形理と曰う〉之を没部と為す〉

16146:       体界の目を》天地と曰い》華液と曰う》

16147:       性界の目を》日影と曰い》水燥と曰う》之を露部と為す》而して

16148:  方位なる者は〉宇宙の痕なり〉

16149:  形理なる者は〉転持の静なり〉是に於て

16150:  宇宙転持は綱を為す〉

16151:  天地華液なる者は》性体の物なり》

16152:  日影水燥なる者は》性体の気なり》是に於て

16153:  天地華液を綱と為す〉一二分合の別より之を剖せば〉宜しく先づ

16154:  天地の動〉

16155:  形理の静を以て》没中の動静天地を探り。而して

16156:  天地の体〉

16157:  華液の性を以て》露中の体性天地を偶して。

16158:  以て其の條理を繹ぬべし。宇宙なる者は精なり。

16159:  自ら方位を以て天地を為す。而して

16160:  宙なる者は則ち袞袞の通〉能く宇内に潜む。

16161:  一宇は没露の一球を為す者を容す。而して天地立す。

16162:  天地は体を以て物を成す〉

16163:  華液は性を以て物を成す〉

16164:  日影は色気を以て播す》

16165:  水燥は性才を以て布す》

16166:  華は則ち日影なり〉

16167:  液は則ち水燥なり》

16168:  水火なる者は。本と持中の物なり。

16169:  或いは以て華液と為す。蓋し水火の称。地に於ては専主有り。

16170:  拡げて華液を称す。天に在っては日月を言う。皆な其の性に因りて言う。

16171:  体界に於て既に華液を言い。性界に於ても亦た華液を言う。

16172:  唯だ言に詳略有りて然り。

16173:  一なる者は体して合す〉以て其の條貫を成す〉

16174:  二なる者は分して反す》以て其の理析を観る》

16175:  火の虚の象〉

16176:  水の実の質》皆な物なり。

16177:  天地華液は。体性を隔すと雖も。而も同じく体を有す。而して

16178:  華液は反を以て反に対し。具を以て闕に向う。

16179:  彼に合せざれば。則ち此を成すこと能わず。故に体界の華液なる者は。

16180:  虚象の物を以て実質の物に偶す。而して

16181:  其の成する所は。此に合し彼に成し。彼に合し此に成す。

16182:  華液は既に体界に於て物を為す。物は自ら己の気を有す。故に

16183:  性界は〉則ち日影明暗の色〉寒熱の気を播す〉

16184:  水燥は》    乾潤の性》滋煦の才を布す》故に

16185:  條貫は脈の通を観る〉

16186:  理析は用の別を観る》是を以て

16187:  天地華液は。相い得て一球を成す。而して

16188:  日影水燥は。各おの不占心の圏を領し。政を上下に布す。是に於いて

16189:  宇一は没露の一球を容す。一球は連環を分す。是に於て

16190:  宇なる者は〉   含して一なり〉

16191:  日影水燥なる者は》吐して二なり》

16192:  以て大物を成す。

16193:  宇は則ち一中に方位を具し。転持天地を合して之を容す。而して

16194:  其の華液は既に其の体を立す。体 立して其の性気は其の才用を施す。

16195:  地冊を読む者は。宜しく先づ此の意を識りて。

16196:  而して後 天地を探れ。

16197: 一なる者は数えずして足る。故に

16198:  之を剖して破す可からざるに至るも〉猶お一を尽さず〉

16199:  之を加えて載す可からざるに至るも》猶お一に至らず》

16200:  一元気は玄なり。

16201:  二なる者は一を挙げて一を闕く。具を言いて闕を見す。亦た玄なり。

16202:  或ひと曰く玄にして玄ならば。則ち何ぞ子の言に待たん。

16203:  玄にして玄ならずんば。則ち何ぞ玄を言うを用いん。

16204:  玄を言うを待ちて而して後玄ならば。玄は玄と為すに足らず。

16205:  玄 玄を言うを待たずんば。何ぞ子の言に益せん。曰く故に玄なり。

16206: 天地を以てA昜を剖せば〉天地は各おのA昜を具す〉

16207: A昜を以て天地を観れば》A昜は各おの天地を具す》

16208:  分合の道。適として然らざる無きなり。

16209: 條理を講ずる。須く剖析対待の経緯を審かにすべし。

16210:  剖析は混粲食吐の観を有す〉

16211:  対待は反比分合の態を有す》

16212:  剖析すれば則ち一にして二〉

16213:  対待すれば則ち一は一に偶す》

16214: A成昜成の圏は。A成昜成の天地と。同じからず

16215:  天圏と曰い〉日影の圏と曰うは〉便ち昜成の圏なり〉

16216:  地圏と曰い》水燥の圏と曰うは》便ちA成の圏なり》

16217:  共に不占心の環にして。分して二を成す。

16218:  転持形理の没〉

16219:  天地華液の露》

16220:  共に心を中に占め。  合して一を成す。

16221:  圏は外円に就きて言い。環は中虚に依して言う。

16222:  天地の形は其の円きこと毬の如し。故に

16223:  地球は即ち地毬なり。水火の地は其の上に襲す。

16224:  或いは併せて実毬と謂う〉或いは地毬実毬を分す〉

16225:  日月の毬は》水燥の上に襲す》

16226:  或いは天を併せて》虚毬と謂う》或いは天毬虚毬を分す》

16227:  圏と曰うと環と曰うと。意 稍や異なるなり。

16228: 直円は其の正に就きて言う。規矩は持平に由りて言う。

16229:  西中東中。西線東線は。即ち赤道黄道なり。

16230:  守軸環軸は。即ち赤軸黄軸なり。処に従って其の声を異にす。

16231:  主の異に非ざるなり。

16232:  輪軸と曰い。弦弧と曰う。假りて譬うる所同じからず。

16233: 体界に言う所は。則ち天地華液の体なり。

16234: 性界に言う所は。則ち色気性才の用なり。

16235:  然り而して性中は色を明暗に属す。

16236:  性を乾潤に属すれば。則ち亦た色界に対するの性界有り。

16237: 明暗に色と曰い。黒白に彩と曰い。気に交と曰い。物に接と曰う。條理の言なり。

16238:  然れども散言は。通称に従う。

16239: 人身の液に。数義有り。曰く

16240:  気液の液なる者は。気に対するの名にして。身中の滑沢なり。

16241:  血液  なる者は。血に対するの名にして。表に在る者なり。

16242:  裏に在れば則ち濁りて赤し。血の謂いなり。

16243:  表に出れば則ち清みて淡し。液の謂いなり。故に

16244:  液の分たるる者は。皮表なり。而して

16245:  経中の気。脈中の液も。又た気液の対名なり(亦た気液と称す)。

16246:  骨肉の気液と別なり。

16247:  一なる者は数えずして足る。故に之を剖して破る可からざるに至るも。

16248:  猶お一を尽くさず。之を加えて載す可からざるに至るも。一に至らず。

16249:  故に強いて命じて一元気と曰う。

16250:  一を挙げて一を闕う。具を言いて闕を見す。故に玄と曰う。

16251:  或ひと曰く既に玄なり。何ぞ玄を言うを為して。言を以て示さんや。

16252:  何を以て玄とするやと。

16253:  玄にして玄ならば。何ぞ子に待たん。玄にして玄ならずんば。

16254:  徒らに子の労を観んと。

16255:  予答えて曰く。故に玄なり。

16256: 天地を以てA昜を観れば。天中も亦たA昜を具し。

16257:             地中も亦たA昜を具す。

16258:  A昜を以て天地を観れば。A中も亦た天地を具し。

16259:  昜中も亦た天地を具す。分合の道。適として然らざる無きなり。

16260:  露中は色体の二界を分す。色なる者は性の見なり。

16261:  体なる者は天地なり。

16262:  性なる者は華液なり。之を体性の分と為す。

16263:  液は則ち水燥にして地球を合す。

16264:  華は則ち日影にして天球を合す。之を天地の分と為す。

16265:  露部を読む者は。之を弁ぜざれば。則ち将に其の弁に迷わん。故に

16266:  水火は。地上に在りて言う者は。字の正詁なり。

16267:      天地を通じて言えば。華液を指す。

16268:  読者は宜しく声主を尋繹して之を分つべし。

16269:  死声を以て活主と認むること勿れ。

16270: 比なる者は反の偶なり。反と謂えば則ち此れに有る者。彼に無きなり。

16271:  比と謂えば則ち此れに有る者。彼に有るなり。而して

16272:  比方の比は反比の比と別なり。

16273: 交接の義は。気に於て交と言う。質に於て接と曰う。

16274: 東西の行は。西するを転と曰う。東するを運と曰う。

16275: 歳時の行は。日月に成する者を。歳と曰う。

16276:       水燥に成する者を。運と曰う。

16277:  心の営。意作に出づる者を。為と曰い。

16278:      感応に出づる者を。運と曰う。 

16279: 象なる者は。天に在りて見る可き者の称なり。

16280: 質なる者は。地に在りて取る可き者の称なり。

16281:  気象は或いは日影を分して称す。大言すれば則ち日影は共に象なり。

16282:  虚動なる者は気と曰う。

16283:  気質は或いは水燥を分して称す。大言すれば則ち水地は共に質なり。

16284:  麁濁なる者は気と曰う。

16285:  火なる者は地に在りて水に対する者なり。而して

16286:  大言すれば則ち日は天に在るの火なり。

16287:  然れども日火は自ら専主有り。故に天日地水の偶は。古より専称無し。

16288:  故に今 華液と称し。以て偶名と為す。




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