【玄語\小冊\人部\給資】75.txtの検索用訓読。 総ルビ訓読版  検索用原文



10490: 大物は能く有す〉

10491: 万物は能く開す》

10492: 昜CABの際。有する者は能く給す〉

10493:        開する者は能く資す》是に於てか。

10494: 各各其の天地を開す。以て其の体用を成す。是を以て。

10495: 万物の擾擾。態を変すること窮まり無しと雖も。而も

10496: 諸を天地に資するは則ち一なり。是の故に。

10497: 資する者は能く給する者に応す〉

10498: 給する者は能く資する者を変す》蓋し

10499: 大物は能く統す〉

10500: 小物は能く散す》

10501: 統するは則ち混有の天地なり〉

10502: 散するは則ち各立の気物なり》

10503: 各立は変を尽くすと雖も。而も同じく之を混有に資する。

10504: 資すれば則ち応する有り〉

10505: 変すれば則ち反する有り》

10506: 変を尽くして一に居す。是に於てか。

10507: 万物擾擾。以て反し以て依す。

10508: 夫れ物の相い散する。万不同と雖も。

10509: 天地水火。其の化する所は。惟だ一動一植なり。

10510:  火は熱にして升す〉

10511:  水は冷にして降す》然り而して

10512:  水なる者は〉火を以てして成す》

10513:  火なる者は》水を以てして成す》是れ相反して相依なり。

10514:  動は則ち温動有意なり〉

10515:  植は則ち冷止無意なり》然り而して

10516:  蔬穀は人に依りて立す〉

10517:  人は蔬穀に依りて存す》

10518:  獣は多く艸に依る〉

10519:  鳥は多く木に依る》

10520:  大にして之を言えば〉則ち

10521:  人物は天に依らざれば則ち居せず〉

10522:     地に依らざれば則ち立せず〉

10523:  小にして之を言えば》則ち

10524:  鴨は※の伏を假りて孚す》

10525:  蚕は人の養を待ちて生す》

10526: 神は活し本は立す〉

10527: 動は熱し止は寒す》

10528: 大物は同じく有りと雖も。動植は能く分して資す。

10529: 其の生化の跡は。精なれば則ち之を没す〉

10530:         麁なれば則ち循環鱗比を分す》

10531: 動植は之を生と謂う。生は必ず身を有す。

10532: 昜CAB〉

10533: 一給一資》万物の成する所なり。

10534: 給する者は〉我に於て資始の気を為す〉

10535: 資する者は》我に於て資継の気を為す》

10536: 資継なる者は〉営養衛護する者なり〉

10537: 資始なる者は》保持奉役する者なり》

10538: 保奉の気 存す〉

10539: 営衛は相い継す》生の立する所なり。

10540: 艸木は之に資して〉而して華実にBCす〉其の天と其の與とに給資す》

10541: 鳥獣は之に資して》而して牝牡にBCす》其の天と其の與とに給資す》而して

10542: 其一箇の活立の間も。皆な此の始継を用いざる所莫し。是に於て

10543: 大は給し小は資す。而して我が有は天に応する有り。故に

10544: 我の躯は〉身生を以て天地に応す〉

10545: 我之神は》心性を以て天神に応す》

10546: 天は東西南北を有す〉

10547: 我は前後左右を有す》

10548: 天は内外本末を有す〉

10549: 我は内外本末を有す》

10550: 天は気を外に於て運す〉

10551:   体を内に於て保す〉

10552: 我は気を内に於て運す》

10553:   体を外に於て保す》然り而して

10554: 我は則ち前後左右を具す〉

10555: 植は則ち猶お其の方を混す》

10556: 我は則ち本を上にし末を下にす〉

10557: 植は則ち末を上にし本を下にす》

10558: 我は則ち気温体動なり〉

10559: 植は則ち気冷体止なり》

10560: 給資に非ざる所莫ければ。尽く数う可きに非ざるなり。然り而して

10561: 天人の給資は相い反す。則ち

10562: 我は則ち有限なり〉

10563: 天は則ち無限なり》

10564: 我は則ち須臾なり〉

10565: 天は則ち攸久なり》

10566: 我は則ち有意にして作す〉

10567: 天は則ち無意にして成す》

10568:  天は則ち自然なり〉不Iなり〉成なり〉常なり〉

10569:  神は則ち使然なり》不測なり》為なり》変なり》故に

10570:  我に非ざる者は〉則ち無意を以て天を為す〉

10571:            気為を以て神を為す》

10572:  我に於ては〉  則ち気為を以て天を為す〉

10573:            有意を以て神を為す》何となれば。則ち

10574:  其の我の天地を維持するの気は〉天に非ずして何ぞ〉

10575:  其の我の天地を鼓舞するの心は》神に非ずして何ぞ》

10576:  蓋し我の天地なる者は。神の為す所なり。

10577:  神の為す所を受けて。以て己れの天を為す。是に於て。

10578:  心は其の神を為す。是の故に

10579:  無意なる者は〉霊を以て能を為さず〉変を以て不測を為す〉

10580:  有意なる者は》気を以て変を為さず》意を以て不測を為す》故に

10581:  神為を以て天に属すれば。則ち人為は作を為す。今 夫れ人は。

10582:  衣食せざれば〉則ち凍餒 Iわず〉是れ気なり〉人の天性なり〉

10583:  凍餒すと雖も》而も之を衣食すると》之に衣食せざると》

10584:  惟だ其の欲する所の者は》是れ意なり》人の神為なり》是の故に。

10585:  天人の間。亦た天神の弁有り。

10586:  且つ天は以て人を容す〉

10587:  人は以て天に容せらる》

10588:  天は人を以て意を為す〉人外に意を有するに非ず〉

10589:  人は天を以て神を為す》人神は天を外にするに非ず》是に於て。

10590:  天人の反する所は。一を以て其の分を観る〉

10591:           一を以て其の合を観る》

10592: 天は公にして人は私なり〉

10593: 天は誠にして人は偽なり》然りと雖も。

10594: 人は則ち私を其の公に於て資す〉

10595:     偽を其の誠に於て資す》

10596: 無意は有意を我に於て給す〉

10597: 無為は有作を我に於て給す》

10598: 資して応し変して反す。給資の道は然り。

10599: 天給は我に反す》故に

10600: 我より天地を観る〉泥めば窺Eを為す〉

10601: 我れの資は天よりす》故に

10602: 天地より物を観れば》漸く條理を得る》

10603:  造化は〉A昜のBCに成す〉

10604:  活立は》天地の給資に成す》

10605:  資して応す〉

10606:  変して反す》

10607:  正視せざる者は。其の目を眩せざること能わざるなり。此の故に。

10608:  BCの道は。天は則ち其の跡を没す〉

10609:        動植は則ち華実牝牡を露す》

10610:  形化は此に於て假る有り〉

10611:  気化は此に於て假る無し》

10612:  又た姑く資を行止に於て言うに。

10613:  天は行を運転に於て資する〉

10614:  地は行を升降に於て資する〉

10615:  鳥飛魚游〉人歩獣走〉数えて尽きず〉

10616:  天は止を環守に於て資す》

10617:  地は止を方位に於て資す》

10618:  鳥棲魚潜》人寐獣伏》数えて窮まり無し》

10619:  縦い物に随いて其の態を異にするとも。

10620:  給資に通する有らば。又た何ぞ隔せん。

10621: 資して始するの気は〉天より得る者にして〉保持の精〉奉役の力なり〉

10622: 資して継するの気は》外より得る者にして》衛護の表》営養の裏なり》

10623: 衛する者は其の精力を衛す〉

10624: 営する者は其の精力を営す》

10625: 資して始するの気は已に燼れば〉             (燼れば=もえのこれば)

10626: 資して継するの気は用する所莫し》

10627: 鱗比の態は。

10628: 端を始終に於て露す〉

10629: 近く之を人に取りて之を言うに。蓋し人は有限の身生。

10630: 意為を以て其の能を為す。

10631: 声色臭味の中に長ず〉

10632: 器地配嗣の間に遊す》

10633: 囿する所有り。而して以て洞視に苦しむ。

10634: 動植は神本を分す。

10635: 並び起りて袞袞を追う。

10636: 作止は体を換し。魚鱗に相い比す。惟だ

10637: 人は己を有するを以て。而して鱗比を造化に於て疑う。

10638: 天なる者は〉物を成し事を跡す〉

10639: 神なる者は》往して感し来して応す》

10640: 人は有意に執して。天神を窺Eす。

10641: 不I不測なる者を観て。之を有意に比す。是を以て。

10642: 神も亦た之を人にす。

10643: 天も亦た之を人にす。

10644: 其の意智情欲を人にす。

10645: 其の酬醋黜陟を人にす。

10646: 其の容貌を人にす。

10647: 其の冠冕を人にす。                   (冠冕=かんべん)

10648: 資の給に於て変するを知らず。

10649: 妄に執して真を説く。人なる哉 人なる哉。

10650: 縦い通を以て自ら許すも。其の実は則ち塞す。蓋し夫れ

10651: 混淪たる一天地。其の体は清浄なり。

10652: 水浸燥煦の際は。濁りて穢す。

10653: BCは物を醸し。動植を解結す。

10654: 其の体を鱗比す〉

10655: 其の神を相換す》

10656: 穢濁麁脆。

10657: 新鮮旧敗。

10658: BCに通せざれば〉則ち造化を識らず〉

10659: 給資に通せざれば》則ち人物を識らず》

10660: 身生を穢濁に痼す〉

10661: 意想を虚妄に醸す》

10662: 明なる者の為に蔽す〉

10663: 通なる者の為に塞す》知の貴からざるなり。

10664: 一は此の如く混成す〉

10665: 二は此の如く粲立す》天は之を蔽すこと莫し。

10666:           人は聾瞽を致す。

10667: 苟くも給資する所に通すれば。則ち

10668: 天人は本と一なり。造化は何をか隔てん。




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