【玄語\地冊\露部\性界\日影\地中之物】64.txtの検索用訓読。 総ルビ訓読版  検索用原文



08628: 蓋し地中の物にては。

08629: 水燥は雲を為し雨を為し。雷を為し雪を為す。

08630: 動植は其の間に並立す。

08631: 燥は日の暄を迎して春を為す〉

08632: 発は日の熱に応して夏を為す〉

08633: 影は日の暄を送して秋を為す》

08634: 収は地の寒に和して冬を為す》

08635: 春暄は鼓して煦し〉秋涼は駆して粛す〉

08636: 夏熱は鬱して蒸し》冬寒は達して凍す》

08637: 煦蒸は起長す〉

08638: 粛凍は帰復す》

08639: GHは中線を画す。

08640: 寒暑はGHを追う。

08641: 天は運転環守して地は極と中とを定む。

08642: 極の一直は〉則ちGHの理なり〉

08643: 中の一線は》則ち東西の路なり》

08644: 熱象は中に循して走す〉

08645: 寒気は極に依して引す》

08646: 極にては日の政を施するの地に遠きを以て〉而して聚斂の気を旺す〉

08647: 中にてはAの収斂するの 地に遠きを以て》而して鬱発の物を盛す》

08648: 中帯は暄煦にして〉生物蕃息の地を為す〉

08649: 極下は寒粛にして》万物閉息の処を為す》地の寒熱を分する所以なり。

08650: 大物に於ては則ち地Aを天に達すれば則ち涼なり〉

08651:         天Aを地に収すれば則ち寒なり〉

08652:         天昜を地に煦すれば則ち温なり》

08653:         地昜を天に鬱すれば則ち熱なり》

08654: 一気一物〉

08655: 一動一静》

08656: 物なる者は動に熱し〉結に寒す〉

08657: 気なる者は達に涼し》鬱に温す》是に於て

08658: 天は則ち転涼にして日を吹きて熱す〉

08659: 地は則ち持温にして水を融して冷す》

08660:  精なる者よりして之を観れば〉則ち気体は二ならず〉

08661:  麁なる者よりして之を観れば》則ち気体は素より別なり》

08662:  気体は各おの動止を有す。発収排Hは。動止の事なり。故に

08663:  寒熱温冷なる者は気なり。動静の精よりして見す。故に。

08664:  気は〉動なれば則ち達して冷なり〉

08665:  静なれば則ち舒して温なり〉

08666:  体は》動なれば則ち鬱して熱なり》

08667:  静なれば則ち粛して寒なり》

08668:  気は動すれば則ち体は止する者は〉天地 是れなり〉是に於て〉

08669:  天は動にして冷なり〉

08670:  地は止にして寒なり〉

08671:  動静の間は〉同気 相い和す〉

08672:  体は動すれば則ち気は持する者は》日燥 是れなり》是に於て》

08673:  日は動にして熱なり》

08674:  燥は静にして温なり》

08675:  動静の間は》同気 相い和す》

08676:  地は静にして寒なり〉則ち日は動にして熱なり〉

08677:  転は動にして冷なり》則ち持は静にして温なり》

08678:  錯綜すれば則ち各気は相い交す。

08679:  天なる者は〉虚にして動なり〉

08680:  地なる者は》実にして静なり》

08681:  虚実に対する者は。動静なり。

08682:  日なる者は〉象を以て動す〉故に熱なり〉

08683:  転なる者は》気を以て動す》故に冷なり》

08684:  地なる者は〉質を以て静す〉故に寒なり〉

08685:  持なる者は》気を以て静す》故に温なり》故に

08686:  天動地静よりすれば〉則ち其の気は寒冷なり〉

08687:  日動燥静よりすれば》則ち其の気は温熱なり》

08688:  動静の分なり。是を以て。

08689:  日は物を鼓すれば〉則ち持気漸恬にして〉而して風籟は驚かず〉

08690:  其の気は混濁鬱蒸して浮すれば〉

08691:  雲は塞り雨は湿う〉

08692:  水は涌き海は溢る

08693:  艸木は怒張す〉

08694:  花は発し葉は布す〉

08695:  鳥獣は孳尾して〉

08696:  毛は革まり羽は※う〉

08697:  結ばる者は解く〉

08698:  聚まる者は散す〉

08699:  蟄する者は出づ〉

08700:  蛹する者は脱す〉故に

08701:  暑候なる者は〉質は動にして熱を鬱するなり〉

08702:  質は動すれば則ち気は静なり》

08703:  気は動すれば則ち物は粛なり》是に於て

08704:  風飆激驕し》混濁浮動する者は粛として収す》

08705:  雲は霏び霖は歇む》

08706:  潦は尽き泉は涸る》

08707:  艸は子を抱きて死す》

08708:  木は葉を脱して童なり》

08709:  往する者は復す》

08710:  見する者は隠す》

08711:  流する者は止す》

08712:  融する者は凝す》

08713:  寒候なる者は》体は静にして寒を達するなり》

08714:  温は〉暑の漸なり〉

08715:  涼は》寒の漸なり》

08716:  春秋は。寒暑の交なり。

08717:  猶お昏暁の昼夜に於けるがごとし》

08718:  天気なる者は烈なり〉

08719:  地質なる者は粛なり》

08720:  日なる者は焔焔なり〉

08721:  燥なる者は煦煦なり》故に

08722:  寒熱は天に由ると雖も。而も地も亦た之を有す。

08723:  惟だ微甚の異なり〉

08724:  若し熱は惟だ日のみ之を有すと曰わば。則ち

08725:  夏至 当に熱すべし〉

08726:  冬至 当に寒すべし》而るを今

08727:  夏至を過ぎて熱すること進む〉

08728:  冬至を過ぎて寒すること進む》

08729:  春秋二分して。温涼は当に均しかるべし。而るに

08730:  春分は寒に勝らず〉

08731:  秋分は暑に勝らず》

08732:  精麁は錯綜す。

08733:  変化は參差す。

08734:  夏夜は時有りて〉而して昼より熱し〉

08735:  冬日は時有りて》而して夜より寒し》故に

08736:  其の事は。専ら日に従わざる者有り。故に

08737:  日は退きて暑は進む。

08738:  日は進みて寒は従う。

08739:  海なる者は質の動なり〉故に海上は則ち気は静にして温なり〉

08740:  山なる者は質の静なり》故に山頂は則ち気は動にして寒なり》

08741:  山は日に近きを以て温ならず〉

08742:  海は日に遠きを以て冷ならず》

08743:  各自に動静を有すなり。是を以て。

08744:  転の涼と〉地の寒とは同じからず〉

08745:  転は則ち動を以て涼なり〉

08746:  地は則ち静を以て寒なり》

08747:  持の温と》日の熱と同じからず》

08748:  持は則ち静を以て温なり〉

08749:  日は則ち動を以て熱なり》是の故に

08750:  煦煦は質動に和して熱なり〉

08751:  粛粛は気動に和して寒なり》

08752:  気体の動静は。寒熱温涼の所成なり。

08753:  日は物を鼓して〉而して其の事を肇む〉

08754:  地は其の事を承けて》而して物を成す》

08755:  猶お夫唱え婦和し。君令し臣奉ずるがごとし。蓋し

08756: 地は動すること能わず〉火を以て 動す〉

08757: 日は止すること能わず》地に依して止す》

08758: 之を小に於て言わば。

08759: 灯火は一盞の油を根として〉 而して燃えて止まらず〉

08760: 陶瓦は※火の攻むるに由りて》而して結して彌いよ堅し》

08761: 緯なれば則ち寒は地に帰す〉

08762:       熱は日に帰す〉

08763: 経なれば則ちGに従いて熱す》

08764:       Hに従いて寒す》夫れ

08765: 宙通宇塞〉天容地居の間〉

08766: 日熱影涼》水冷燥温の中》

08767: 上にして雲雨なり〉

08768: 下にして動植なり》

08769: 雨なる者は〉結にして地に帰す〉

08770: 雲なる者は》解にして天に之く》

08771: 動なる者は〉動にして天に行す〉

08772: 植なる者は》止にして地に立す》

08773: 雨露の融〉寒は之を収すれば則ち霜雪なり〉

08774: 雲烟の醸》熱は之を発すれば則ち雷電なり》是に於てか。

08775: 雲は暖かく雨は冷なり〉

08776: 動は温かく植は冷なり》

08777: 霜雪は寒の極に居す〉

08778: 雷電は熱の極に居す》

08779:  陸なる者は温処なり〉

08780:  水なる者は冷処なり》

08781:  温中の動植は自ら温なり〉

08782:  冷中の動植は自ら冷なり》

08783:  温中は。動質は温なり〉

08784:      止質は冷なり》則ち

08785:  冷中も亦た同然ならざること能わず。

08786:  猶お之を分すれば。則ち

08787:  鳧雁は寒を好む〉

08788:  燕子は暑を好む》

08789:  稲粱は夏に生ず〉

08790:  牟麦は冬に生す》




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