07985: 宇宙は気なり〉本なり〉之 天界を為す〉 07986: 天地は物なり》根なり》之 体界を為す》 07987: 転持なる者は〉其の気 能く物に体す〉故に精なり〉之 機界を為す〉 07988: 華液なる者は》其の物 能く性を見す》故に英なり》之 性界を為す》 07989: 四界 合して一天地を成す。 07990: 條理に従して之を剖析す。本源末派。多少同じからず。夫れ 07991: 宇は能く 物を立す。 07992: 宙は能く其の間を通す。 07993: 通は已に塞中に通す。則ち宇は直一なり。 07994: 宇中にては。転持の機は〉正斜の形に依す〉以て其の物を没す〉 07995: 虚実の体は》華液の性を以て》以て其の物を露す》 07996: 露没を合して。以て全物を得る。然りと雖も 07997: 機体は能く合す〉 07998: 華液は能く分す〉 07999: 分すれば則ち各おの天地を持す。 08000: 機体の有せざる所の色性を以て。之を虚天実地の間に於て充塞す。故に 08001: 華液と天地と。其の源を合し。其の派を分す。 08002: 形体は相い得て〉而して其の体を立す〉 08003: 色性は相い得て》而して其の性を活す》是に於て 08004: 宇は能く機体を一球に於て成す〉 08005: 華液は環を 球中に於て分す》 08006: 性なる者は水燥の性才に就いて言うなり〉 08007: 色なる者は日影の色気に就いて言うなり》 08008: 色なる者は清濁なり〉虚実の通隔を為すよりして成す〉 08009: 気なる者は寒熱なり》動静の発収を為すよりして成す》是に於て 08010: 色気なる者は機体の流派なり。以て一胞J胎の状を観る。是を以て 08011: 気境に入るや〉気ならざる者莫し〉 08012: 色境に入るや》色ならざる者莫し》夫れ 08013: 宇なる者は。機体を合して一球を為す。以て之を容す。