【玄語\天冊\立部\鬼神-神】14.txtの検索用訓読。 総ルビ訓読版  検索用原文



03327: 性は剖して而して体は二なり〉

03328: 体は合して而して性は一なり》是を以て。

03329: 一能く一一〉

03330: 一一能く一》

03331: 二は反して一に合す〉

03332: 一は移りて二に居す》夫れ

03333: 物は能く神を奉す〉

03334: 神は能く物を役す》

03335: を役する者は〉活して運す〉

03336: 神を奉する者は》保して持す》

03337: 是の故に。神の妙は。感通に在り。蓋し

03338: 一 二なれば則ち体を分して而して並立す〉    (並立す=並び立す)

03339: 二 一なれば則ち性を反して而して相容す》    (相容す=相い容す)

03340: 若し感通の運無くんば〉孰れか相容の痕を見ん〉

03341: 若し並立の体無くんば》孰れか條理の分を認めん》

03342: 並立して而して体は相隔す〉            (相隔す=相い隔す)

03343: 相容して而して性は相通す》            (相通す=相い通す)

03344: 通すれば則ち知す。

03345: 知すれば則ち感す。

03346: 感すれば則ち欲す。

03347: 通は則ち性〉

03348: 感は則ち情》然り而して

03349: 通は知に偶して〉而して神霊の別有り〉

03350: 感は求に分して》而して情欲の分有り》

03351: 通は蔽を待たざる能わず〉

03352: 知は冥に因らざる能わず》

03353: 感は応無き能わず〉

03354: 欲は悪無き能わず》

03355: 神霊情欲は相い得て。而して其の活する者は始めて運す。夫れ

03356: 性は其の一を全すれば〉則ち其の才は二なること能わず〉

03357: 体は其の二を立すれば》則ち其の才は一なること能わず》

03358: 二なること能わざるを以て〉物に遇して而して通ぜざる所莫し〉

03359: 一なること能わざるを以て》物を剖して而して隔せざる所莫し》

03360: 通して運す〉乃ち神の活〉

03361: 隔して立す》乃ち物の立》

03362: 一能く一一〉一は移りて二に居すれば〉則ち其の散する所は尽きず〉

03363: 一と不尽と〉物の立する所は〉    乃ち神の活する所なり〉

03364: 一一即一》 二は反して一に合すれば》則ち其の合する者は態を変す》

03365: 変態合一》 異の立する所は》    乃ち一の居する所なり》故に

03366: 自ずから成する者も〉亦た立して運する有り〉

03367: 依りて成する者も》 亦た立して運する有り》

03368: 活立は在らざる所無しと雖も。其の態は則ち処に随いて異なる。故に

03369: 神は活し物は立す〉

03370: 宙は通し宇は塞す〉

03371: 神は為し天は成す》

03372: 天は動し地は止す》

03373: 水火の発収より〉

03374: 冬夏のGH》

03375: 一気のBC〉

03376: 小物の生化》微秒M忽に至りて。活立を遺さず。

03377: 一の通する所よりして之を観れば。則ち

03378: 神運即本立〉

03379: 本立即神運》然り而して

03380: 物を立する者は精〉能く物中に隠す〉

03381: 気を運する者は神》能く物表に見す》夫れ

03382: 神なる者は〉為を以て道と為す〉

03383: 天なる者は〉有を以て徳と為す〉

03384: 天なる者は》成を以て道と為す》

03385: 神なる者は》活を以て徳と為す》故に

03386: 天は成してIわれず〉

03387: 神は為して測られず》

03388: Iわれざる者は定常の地〉

03389: 測られざる者は変化の気》

03390: 神は物に妙なり〉

03391: 物は神に誠なり》是を以て

03392: 神なる者は物の主〉誠を以て範を為す〉

03393: 物なる者は神の器》活を以て立を為す》

03394: 通動は本気に活す〉

03395: 感通は神気に活す》

03396: 神なる者は没物〉

03397: 物なる者は露物》

03398: 各各物を立し。気物交接す。

03399: 通蔽知冥は〉才の巧拙〉自立よりして而して此の運有り〉

03400: 感応好悪は》情之酬醋》佗に交するよりして此の運有り》蓋し

03401: 経は能く剖析す〉

03402: 緯は能く対待す》

03403: 剖析は変化を尽す〉

03404: 対待は気物を反す》

03405: 相い通蔽するは則ち性の才〉

03406: 相い知冥するは則ち性の霊》

03407: 感応好悪の酬醋は。則ち情の運態なり。

03408: 大物は此の神霊情欲を有す〉

03409: 小物は意智情欲を為す〉

03410:  物に資して身を為す〉

03411:  神に資して心を為す》

03412:  人境の開する所以なり。故に

03413:  天人の性情は。其の態を反す〉

03414:         其の声を同す》

03415:  声なる者は〉人の作する所なり〉而して

03416:  主なる者は》天の成する所なり》

03417:  声の同と異とは。天は與らず。

03418:  神霊情欲。我に於て意智情欲と為る。

03419:  性の一なるを以て〉而して能く通し能く知す〉

03420:  体の隔するを以て》而して能く蔽し能く冥す》

03421:  天地は通蔽せざれば〉則ち人は蔽悟を何に於てか資さん〉

03422:  天地は知冥せざれば》則ち人は智愚を何に於てか資さん》

03423:  感応好悪は同じく然り。

03424:  物を異にするを以て〉而して意の有無を反す〉

03425:  性を一にするを以て》而して気の感通を同す》

03426: 蓋し物の異は〉反より異なるは莫し〉

03427:   物の同は》合より同なるは莫し》故に

03428: 其の至って合する者は〉

03429: 便ち至って反する者なり》         (原文に「也」はない。)

03430: 体を反して能く相い隔す〉

03431: 気を合して能く相い通す》是に於てか。

03432: 隔せざるの物無し〉

03433: 通せざるの才無し〉

03434: 其の才も亦た之を謂いて神と為す〉

03435: 神の通は〉其の霊処を能く知る〉

03436: 通せざる所莫しと雖も〉

03437: 知せざる所莫しと雖も〉而も体に於て剖して見れば〉則ち

03438: 蔽を以て偶せざる能わず〉

03439: 冥を以て偶せざる能わず〉一有の中〉此の如く相反す〉

03440: 二ならざるの体無し》

03441: 一ならざるの性無し》

03442: 情の感は》其の親処を求むる有り》

03443: 分せざる所無きと雖も》

03444: 反せざる所無きと雖も》而も性に於て合して見れば》則ち

03445: 感に於て応ぜざる能わず》

03446: 求に於て悪まざる能わず》対待の間》此の如く酬醋す》

03447: 夫れ人は。眇たる一気物。

03448: 大物の給する所に資す〉

03449: 與物の依する所に立す》

03450: 体はL然を以て〉彼の混淪に換う〉

03451: 神は耿耿を以て》彼の鬱Dに擬す》

03452: 天に反して而して後以て人を得。

03453: 既に能く天に反す。

03454: 是に於て天に合す。

03455: 天は無意の神霊情欲を以て而して給す〉

03456: 人は有意の意智情欲を以て而して資す》

03457: 有意を無意に於て反して。而して彼此の神物。一有の中に活立す。

03458: 反する者は能く合すれば〉則ち人は天に通す可し〉

03459: 合する者は能く反すれば》則ち天も亦た人に冥たり》且つ

03460: 感応なる者は。各気の酬醋。

03461: 欲悪なる者は。感応の知弁。

03462: 人に有る者を以て〉天に無きと為すは〉 則ち一有の徳を知らざるなり〉

03463: 己に有る者を以て》人に同じと為す者は》相い反すの道を知らざるなり》

03464:  夫れ二反して一に合す。合すれば則ち相い通す。

03465:  之を小物に移して之を言わんか。

03466:  水を以て炭に潅ぐに〉炭は能く水をHう〉

03467:  火を以て水を煮るに》水は能く火をHう》

03468:  其の相いHうや。相い入るなり。

03469:  其の相い入るや。反の合する所。

03470:  反して隔たる者は。通して知る。

03471:  通は則ち二の一〉

03472:  知は則ち活の霊》

03473:  夫れ物の散して各を為す。其の気も亦た各なり。

03474:  気物は各おの別れて。而して感通は相い異なる。故に

03475:  火の通る所にして水塞る〉

03476:  水の好む所にして火悪む〉

03477:  物の知る所にして而して我冥し》

03478:  我の知る所にして而して物冥し》故に

03479:  磁は南を知るに霊なり〉

03480:  火は高きを知るに霊なり》

03481:  狗は鼻を用いるに巧なり〉

03482:  人は舌を鼓するに巧なり》

03483:  通すれば則ち知す。

03484:  知すれば則ち感す。

03485:  感すれば則ち親す。故に

03486:  能く其の反を通して合すれば〉則ち※を鑿中に置くが若し〉

03487:    其の同を執りて合すれば》則ち※を※中に置くが若し》

03488: 神にして而して物に向う。其の才は感通す。是を以て

03489: 天地は並び判る。

03490: 運転は升降す。

03491: 天日東西して〉而して地は跡を昼夜に成す〉

03492: 天日南北して》而して地は跡を冬夏に成す》

03493: 日は感して而して燥物は応す〉

03494: 月は感して而して水物は応す》

03495: 動は昼夜に作輟す〉

03496: 植は冬夏に栄枯す》

03497: 知通は〉性なり〉

03498: 感求は》情なり》

03499: 感通は本と一。

03500: 天地は反合す。

03501: 天地は〉則ち鬼神 能を伸ぶるの地〉

03502: 鬼神は》則ち天地 活を致すの物》而して対に偶與有り。

03503: 以て親疏を分す。知通感求。物に随って態を変ず。

03504:  夫れ人なる者は。一なり。男を分し女を分す。

03505:  男女BCより。兄弟姉妹。父祖子孫。

03506:  姻※※※の疏を結ぶ〉

03507:  叔姪姑姪の親を遠ざく》

03508:  其の変は尽きず。天地の給する所。

03509:  我資する有りて然り。蓋し

03510:  性は一にして其の二を具す〉

03511:  体は二にして其の一を成す》故に

03512:  一漸みて一一を開す。而して

03513:  一移りて一一に居すれば。則ち

03514:  綱は目を繋ぐ〉

03515:  目は綱を成す》

03516:  二は反して一に合せば〉則ち偶の真なる者は〉之を親と為す〉

03517:  BC給資は〉以て能く合す有り〉

03518:  布散して傍より望めば》則ち偶の與なる者は》之を疏と為す》

03519:  感応酬醋は》以て能く相い依る》是の故に 

03520:  反偶は則ちBCし〉以て造化を成す〉以て天地と経緯を為す〉

03521:  與偶は則ち感応し》以て変化を尽す》以て佗偶と參差を為す》是を以て。

03522:  反偶は則ち気物反す〉

03523:  與偶は則ち性類傍す》夫れ

03524:  各物は各おの性体す。

03525:  各才は相い 交接す。

03526:  反と與と同じく隔つと雖も。條理に別有り。親疏の道を異にす。

03527:  鬼神佗無しと雖も。而も感応參差す。夫れ

03528:  体なる者は〉気の幹〉乃ち物の立する所〉

03529:  性なる者は》物の神》乃ち体の活する所》

03530:  幹立は神に応するの地を為す〉乃ち体物の天なり〉

03531:  神活は物に感するの気を為す》乃ち運物の神なり》

03532:  神なる者は〉変幻出没〉霊にして妙なり〉

03533:  物なる者は》凝立定常》霊ならず妙ならず》蓋し

03534:  天は有せざる所莫し〉有せざる所莫ければ〉則ち隔すと雖も而も能く融す〉

03535:  神は貫せざる所莫し》貫せざる所莫ければ》則ち疏すと雖も而も能く通す》

03536:  鬼ならざれば〉則ち神を活する所莫し〉

03537:  神ならざれば》則ち鬼を起こす所莫し》且つ夫れ

03538:  同一鬱D。或いは物に対す。

03539:       或いは天に対す。本に偶し鬼に偶す。何ぞや。

03540:  猶お一縣の長。民も亦た之を長と謂い。其の佐も亦た之を長と謂うがごとし。

03541:  其の物に対する者は〉天神を具して〉 而して変常を有す〉

03542:    鬼に対する者は》定息を鬼にして》而して変化に神す》

03543:  物は各各を成す。而して活も亦た各各なり。

03544:  活する者は。自ずから活するなり。

03545:  通する者は。己の通を佗に達するなり。故に

03546:  天は活して地を保す〉

03547:  地は活して天を奉す》

03548:  日は活して物を煦す〉

03549:  影は活して物を粛す》

03550:  擾擾紛紛。往くとして活の運に非ざる莫し。是を以て。

03551:  自ら活する者は〉活して運す〉            (「自ら」=「自ずから」)

03552:  佗に通する者は》感して通す》

03553:  彼此は自ずから活運すれば〉則ち

03554:  天の運する所〉地は能くせず〉

03555:  地の運する所》天は能くせず》

03556:  一一は相い感応すれば。則ち

03557:  昜能くAに感す〉

03558:  A能く昜に通す》蓋し

03559: 條理の態は。此に予うれば則ち彼に奪う〉

03560:       一能なれば則ち一拙なり》是を以て。

03561: 物なる者は緯露〉物に止まり〉気に動く〉

03562: 神なる者は経通》力に支えて》勢に走る》

03563: 支えて鬼応す〉

03564: 走りて神感す》

03565: 勢力は乃ち鬼神の車馬なり。

03566: 物に露すれば則ち動〉

03567: 神に見すれば則ち変》

03568: 精麁は態を異にするも。其の機は佗無し。

03569: 天は其の精を痕す〉

03570: 地は其の情を見す》

03571: 感応の常は〉天感地応〉

03572: 感応の変は》一向一背》

03573: 常なる者は跡を没す〉天なり〉

03574: 変なる者は跡を露す》地なり》

03575: 精麁に由りて。

03576: 隠見然らしむ。是を以て。

03577: 転の西線に依る〉 象の東線に依る〉一転一運〉整斉は毫厘を差えず〉

03578: 地物は之に応して〉昼夜を為し〉冬夏を為す〉

03579: 地のM忽風を生ず》驀地火を出だす》一出一没》參差其の処を知らず》

03580: 万物は是に於て》相い生化し》相い※賊す》

03581: 天は地の変化に異なり〉

03582: 地は天の定常に異なり》

03583: 天は定常に支えて〉而して運転に走る〉

03584: 地は持守に支えて》而して変化に走る》

03585: 鬼神の跡は。万物に於て熾んに。人に於て甚しと為す。

03586: 小にして喜怒愛憎。

03587: 大にして与奪奉棄。

03588: 鬼神の事を用うるに非ざる莫きなり。

03589: 天事は暦。諸を前後に推して。而して数を知る者は其の彷彿を獲。

03590: 地事は史。M忽の間。地は震え天は鳴る。

03591: 聖者と雖も知らざる所有るなり。  (この一文、自筆本文外の書き込み。)

03592: 風は起こり霆は撃ち。

03593: 炎熱は※くが若くにして。而して雹は其の中に結す。

03594: 沍寒は※くが若くにして。而して雷は其の間に解す。

03595: 衝いて転の下際に至り。彗孛諸象妖を為す。乃ち

03596: 小物の変化に至りては。則ち愈いよ益ます百出す。

03597:  気は体を以て居す〉

03598:  体は気を以て立す》

03599:  天は神を以て成す〉

03600:  神は天を以て為す》故に

03601:  天は天地を以て体と為す〉

03602:  天神を以て用と為す》

03603:  天道は動して復す〉動すれば則ち変す〉復すれば則ち定す〉

03604:  地道は静して往す》静すれば則ち持す》往すれば則ち易す》是の故に。

03605:  天に在る者は〉変を以て而して定す〉

03606:  地に在る者は》持を以て而して易す》

03607:  定すれば則ち常なり〉

03608:  易すれば則ち変なり》

03609:  易して変なる者は〉為なり〉

03610:  定して常なる者は》成なり》

03611:  天は東西往来すと雖も〉動して変するの機は素より定す〉斉整は以て常を成す〉

03612:  地は内外上下すと雖も》静にして持すの機は紛擾す》  錯雑は以て変を為す》

03613:  体は充せざる所莫ければ〉則ち聚散せざる者莫し〉

03614:  気は通せざる所莫ければ》則ち生化せざる者莫し》而して

03615:  天に在る者は〉緯中に聚散して〉而して其の体を常にす〉

03616:  地に在る者は》経中に解結して》而して其の体を換にす》故に

03617:  天に在る者は〉生化 跡を没す〉

03618:  地に在る者は》生化 体を換す》蓋し

03619:  感応なる者は〉変化紛若の為〉

03620:  知運なる者は》素定整斉の事》是の故に。

03621:  天は則ち其の道や定す〉其の運や常す〉感応の道は微なり〉

03622:  地は則ち其の為や変す》其の交や各す》其の各なる者は以て感す》

03623:                    其の変なる者は以て応す》知運の用は定さず》

03624:  定せざる者は〉才は感応に露す〉

03625:  定する者は》 徳は知運に具す》

03626:  天に在るの感応〉知運と相い伴す〉

03627:  地に在るの知運》感応と相い用す》然りと雖も。

03628:  其の感応を分すれば。則ち栄枯の春秋を期す〉

03629:              潮汐の朔望を期す〉

03630:              悲歓の吉凶を期す〉

03631:              情欲の男女を期すが如きは〉感応の常なり〉

03632:              雲雨風雷の機》

03633:              生化聚散の発》

03634:              喜怒愛憎の意》

03635:              酬醋黜陟の為》      感応の変なり》是の故に。

03636: 苗は水土を得て茂る〉

03637: 人は芻豢を食して肥ゆ》

03638: 牡は牝に感して而して子は応す〉

03639: 種は土に感して而して苗は応す》

03640: 水は火に感して而して其の質は尽く〉

03641: 物は水を畜えて而して其の体は壊る》

03642: 其の跡は反すと雖も。亦た同一感応なり。故に

03643: 柔は剛に勝てば〉則ち錫は汞に和して融し〉鉄は塩を見て壊す〉

03644: 小は大を制せば》則ち蛞蝓は蛇を伏し》短狐は人を射つ》

03645: 気気は錯雑し。其の用は無窮。是を以て。

03646: 戛撃声異す〉

03647: 栄枯彩転す》

03648: 香臭相い移す〉

03649: 苦甘相い転す》故に

03650:[鐘鼓はA晴を以て 而して清濁す〉

03651: 諸肉は鮮腐に由りて而して腥臭す》]

03652:[鐘鼓の声は〉A晴を以て 而して清濁す〉

03653: 諸肉の味は》鮮腐に由りて而して腥臭す》]

03654: 呉藍は未だ紅ならず〉醋は未だ紅ならず〉呉藍は醋を得て〉紅は其の中に成す〉

03655: 麹は未だ酸ならず》 米は未だ酸ならず》米麹は相い得て》酸は其の中に成す》

03656: 知らず其の孰れか之を有し〉孰れか之を與うるを》唯だ

03657: 感応は此の如くせしむ〉

03658: 感応は此の如くならざらしむ》

03659:  空甕は声無し〉耳を掩うれば則ち滂湃 声を起こす〉

03660:  朝露は色無し》日に映ずれば則ち金碧 彩を殊にす》

03661:  臭穢。人は則ち嘔吐を催す〉

03662:     狗鳥は則ち之を嗜む》

03663:  嗜苦の人は〉甘を喜ばず〉

03664:  嗜甘の人は》苦を喜ばず》

03665:  同一の彩声臭味は。交接相い転すれば。則ち感応自ずから別なり。是の故に

03666:  老幼は嗜を同じくせず〉

03667:  病健は味を異にす》

03668:  水は溺る可きが如くにして〉而して水族は水を常にす〉

03669:  気は餒えを愈さずして》而して蟄虫は気を含む》

03670:  鳧雁は暖を以て去る〉

03671:  昆虫は寒を以て蟄す》

03672:  蛇は無足にして行く〉

03673:  ※は無翼にして飛ぶ》

03674:  狐は則ち人を魅す〉而して人の畜わう所の狗に啖わる〉

03675:  人は則ち鵞を食す》而して鵞の食らう所の※に中てらる》  (中てらる=あてらる)

03676:  動は〉偶せざれば則ち成さず〉

03677:  植は》偶する無くして種す》

03678:  不定は則ち神の為す所〉

03679:  不変は則ち天の成す所》

03680:  不定感応を知りて〉 而して各気の本と相い通するを知る〉

03681:  各気の相い通するを知りて》而して不定の定する所を知る》

03682:  昼夜なる者は〉日影の色より成す〉

03683:  寒暑なる者は》日影の気より成す》

03684:  有意無意は。其の色気に従いて。

03685:  而して動息は粛舒す。物は声彩臭味を畜う。而して

03686:  無意なる者は〉通して其の竅を開せず〉

03687:  有意なる者は》通して各其の竅を開す》

03688:  意を用いざる者は〉竅を以て通するを用いず〉

03689:  意を用いる者は》 竅を以て通せざるを得ざるなり》

03690:  営養行居には。求と去と有りて。而して態を親疏好悪に為す。

03691:  日は〉東する者を求めて運す〉而して其の西する者を厭いて去る〉

03692:  水は》卑き者を求めて流る》 而して其の高なる者を厭いて去る〉

03693:  磁は南を求めて指す〉

03694:  人は安を求めて就く》夫れ

03695: 天なる者は〉清を為す者なり〉

03696: 地なる者は》濁を為す者なり》

03697: 清中は廼ち定常の府〉

03698: 濁中は廼ち変化の薮》

03699: 濁中は則ち風恬山海 天地を為す。

03700: 而して気は彩声臭味を醸す。動植は其の間に並立す。而して

03701: 其の形を塊Lにす〉

03702: 其の気を神本にす》

03703: 居を水陸に分し。類を以て各おの分処す。

03704: 気を天に用す〉

03705: 質を地に持す》

03706: 経通に相い継す〉

03707: 緯塞に相い並す》

03708: 己れは意を有して。人の境を開す。

03709: 体は配嗣器地に接す〉

03710: 気は彩声臭味に交す》

03711: 其の為作を運為して。感物の最を為す。其の感応する所は。

03712: 順は以て之を得る〉

03713: 逆は以て之を失す》

03714: 向えば則ち之に会す〉

03715: 背けば則ち之に違す》

03716:  向する者は〉耳目の律呂黒白に於てし〉

03717:        鼻舌の香臭甘苦に於てするが如し〉

03718:  背する者は》耳目の香臭甘苦に於てし》

03719:        鼻舌の律呂黒白に於てするが如し》

03720:  或いは向い或いは背く。往くとして感応せざる無きなり。故に

03721:  向すれば則ち接す〉 雷は耳を驚かす〉

03722:            熱は汗を発す〉

03723:            磁は鉄を引く〉

03724:            琥珀は芥をHす〉

03725:  背すれば則ち接せず》雷は聾者を怖れしめず》

03726:            熱は※人を煦せず》

03727:            磁は芥を引かず》

03728:            琥珀は鉄をHせず》

03729:  彼此は向背す。錯綜は章を成す。

03730:  天地の用を為す所以なり。何となれば。

03731:  其の呼ばざれば則ち応ぜず〉悪めば則ち親しまざる所の者は〉

03732:  即ち呼べば則ち之に応じ》 愛せば則ち之に親しむ所の者なり》

03733:  艸木は日を逐いて傾く〉

03734:  潮汐は月に随いて起る》

03735:  鱗介は陸に死す〉

03736:  羽毛は水に困しむ》

03737:  禾黍は霜に枯る〉

03738:  牟麦は暑に熟す》

03739:  魚は先に感ずるを以て〉而して雨前に※す〉

03740:  雉は後に応ずるを以て》而して震後に応す》

03741:  結の未だ応せざるや〉雲霧は空散す〉

03742:  達の未だ感せざるや》崩芽は徒らに屯す》

03743:  喜は悦に引く〉

03744:  怒は怨に発す》

03745:  此に疏なれば〉則ち彼に親す〉

03746:  此に向すれば》則ち彼に背す》其の

03747:  向する者は〉合に感するなり〉

03748:  背する者は〉分に感するなり》

03749:  惟だ其の道を為すこと邃然たり。

03750:  今其の邃然たる者を指して。之を無に委せば。則ち可ならんや。故に

03751:  意の通るや〉或いは天涯の情実を夢寐に伝う〉

03752:  気の奨むや》或いは偶人の霊威を祭祷に致す》

03753:  鬼は忽爾として来たる〉

03754:  神は隠然として現わる》

03755:  災は粛乎として消す〉

03756:  魅は悚然として走す》

03757:  精は以て引く〉

03758:  誠は以て感す》

03759:  未だ尽く誣う可からず。是を以て。

03760:  冤憤の鬱して未だ伸びず〉

03761:  忿怒の動きて未だ散ぜざるが如し》

03762:  魑魅は気を使う〉

03763:  ※鬼は毒を含む》

03764:  事の非常に出ずる者は。未だ怪しむに足りず。惟だ

03765:  好んで之を常にする者は〉誕なり〉

03766:  思うて之を無とする者は》偏なり》

03767:  既に其の姦を照らせば〉老精邪鬼も〉枝を伸ぶる能わず〉

03768:  方に其の惑を抱けば》 枯木朽株も》其の怪を為る能わず》

03769: 地は則ち鬼神 用を伸ぶるの地なり。

03770: 地上の万物は。乃ち感応の物なり。

03771: 人は其の境を開けば。意為は万物に当たる。

03772: 終に之を以て己の有と為す〉

03773: 終に之を以て己の用と為す》

03774: 己を以て人を統べ。感応を以て勢力を操る。

03775: 万里を控掣す〉

03776: 大衆を鼓舞す》

03777: 隣と比して戒厳を分す〉

03778: 国を隔てて絃歌を同す》

03779: 智を以て天地に通す〉

03780: 感を以て万物を役す》

03781: 徳行は奉戴を致す〉

03782: 術智は人情を御す》然りと雖も。

03783: 物の通する所は〉我は却って此に塞す〉

03784: 物の能なる所は》我は却って此に拙なり》故に

03785: 我は天の不能とする所を能とし〉天は我の不能とする所を能とし〉

03786: 我は物の不通とする所を通とし》物は我の不通とする所を通とすれば》則ち

03787: 己を以て物を慢す〉

03788: 人を以て天に争う》癡なるかな人。

03789:  陸産は冬夏を以てして日に応す〉

03790:  海水は潮汐を以てして月に応す》

03791:  万物は其の間に擾擾として。体を隔し気を通し。相い隔し相い交す。

03792:  体は会違を為す〉

03793:  気は感応を為す》

03794:  鳥飛び獣走り〉苗生じ子結ぶは〉則ち其の各自に相い動するなり〉

03795:  雄唱え雌和し》人潅ぎ穀登るは》則ち其の各自に相い感するなり》

03796:  各物は各おの性体す。各才は相い発接す。

03797:  金石は火を生ず〉

03798:  米麹は酒を醸す》

03799:  寄居は蜷を得て居す〉

03800:  鴨は 鶏を得て伏す》

03801:  神は為す〉

03802:  天は成す》

03803:  為す者は貫す〉

03804:  成す者は統す》

03805:  人造を以て之を言うに。

03806:  抑を此に為せば〉則ち揚 彼に成す〉

03807:  益を此に為せば》則ち損 彼に成す》

03808:  呼べば則ち応ずるを〉   順感応と為す〉

03809:  呼ばざれば則ち応ぜざるを》逆感応と為す》

03810:  或いは呼びて応ぜず〉

03811:  或いは呼ばずして応ず》

03812:  其の変や。感応と会違す。共に気物の往来なり。

03813:  往来当遇して。而して事は天命に成す。

03814:  神為は之を使め〉

03815:  天成は之を事にす》

03816:  自なるか〉

03817:  使なるか》

03818:  能く昭し能く冥す。

03819:  奚を以てか此の若く昭昭たる〉二 條理を有す〉

03820:  奚を以てか此の如く冥冥たる》一 罅縫を没す》

03821:  昭昭は〉理なり〉

03822:  冥冥は》故なり》

03823:  惟だ其れ然るなり。是を以て然るなり。是の故に。

03824:  神徳は活通なり〉

03825:  天徳は幽邃なり》





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