00514: 経は通して時し〉来者を生し〉 00515: 往者を化す〉神遊の路を為すや〉此の天を宙と為す〉 00516: 緯は塞して処し》乗者を載し》 00517: 居者を容す》物立の地を為すや》此の地を宇と為す》 00518: 宇は能く物を容す〉 00519: 宙は能く神を通す〉則ち 00520: 宇宙は隠没し〉能く神物を容す〉 00521: 物は能く宇に居す》 00522: 神は能く宙に通す》則ち 00523: 神物は見露し》能く宇宙に居す》是に於て 00524: 隠没は物を吐して而して地を為す〉 00525: 見露は気を吐して而して天を為す》 00526: 神物は活立せざる靡し〉 00527: 経緯は通塞せざる靡し》 00528: 巧婦は機杼を執りて。斯の貝錦を織る。 00529: 燦爛たる文章。龍飛鳳翔。 00530: 鬱Dは機を含す〉 00531: 混淪は体を立す》 00532: 天は定し神は変す〉 00533: 天は動し地は止す》蓋し 00534: 混然の一。性は一一の体を具す。 00535: 其の体は則ち一気一物〉 00536: 其の態は則ち精没麁露》 00537: 相い比し相い反す〉 00538: 相い食し相い吐す》 00539: 粲立して條理を有す〉 00540: 混成して罅縫を没す》故に 00541: FFは処を敷く〉而して物は此に居す〉而して 00542: 物の此に居すや〉中を得て之に乗す〉 00543: 外を得て之に居す〉 00544: 中や則ち 其の微は内無し〉天地を載して而して重とせず〉 00545: 外や則ち 其の広は際無し〉天地を容して而して大とせず〉 00546: 袞袞は時を引く》而して期は此に従う》而して 00547: 期の此に従うや》今を得て之を見す》 00548: 端を得て之を没す》 00549: 今や則ち其の間 M忽》事物を露して而して遺さず》 00550: 端や則ち其の長 攸遠》事物を蔵して而して示す無し》 00551: 神は亦た此の途に行す〉 00552: 天は亦た此の宅に居す》 00553: 夫れ性は体を開す。而して一A一昜。 00554: 昜は則ち其の体を虚し〉其の気を発す〉神機は活動す〉 00555: Aは則ち其の体を実し》其の気を収す》物体は定立す》 00556: 天地は此を以て分す〉 00557: 水火は此を以て成す》是を以て 00558: 宅を成して有するの物は静〉静なる者は没す〉 00559: 散結する者は〉以て虚実の体を露す〉 00560: 路を為して機に由る者は動》動なる者は見す》 00561: 発収する者は》以て色性の気を見す》是に於て 00562: 静なる者は虚実す〉 00563: 動なる者は往来す》故に 00564: 中は止を有して而して能く維す〉諸動は游移すと雖も〉 00565: 而も守する所有り〉以て 地を定め天を定む〉 00566: 止の在す所は〉乃ち地〉 00567: 動の行す所は〉乃ち天〉 00568: 今は見を有して而して能く走す》諸静は凝立すと雖も》而も 00569: 率する所有り》而して時を変し物を変す》 00570: 体の成す所は》乃ち天》 00571: 為の変す所は》乃ち神》 00572: 宇宙は気なり〉 00573: 天地は物なり》 00574: 気は剖し天は機す〉 00575: 物は分し性は体す》 00576: 天機は已に分す〉而して宇宙転持は相い成す〉 00577: 性体は已に分す》而して天地水火は並び立す》是に於て 00578: 虚実の天地〉 00579: 水火のA昜》 00580: 時処の宇宙〉 00581: 動止の転持》 00582: 偶偶相い合して。一大天地を成す。