00265: 流れに沿うて下れば〉則ち一昜二Aなり〉 00266: 岸を隔てて望めば》 則ち一昜一Aなり》故に 00267: 剖すれば則ち分分分分〉零に至り砕に至る〉末は猶お本のごとし〉 00268: 対すれば則ち合合合合》二に帰し一に帰す》本は猶お末のごとし》 00269: 反して隻を執る〉往く所に従いて而して反反は対立す〉 00270: 比して偶を伴う》往く所に従いて而して類類は相並す》 00271: 性の具するを以て〉気は能く之を有す〉 00272: 才の能するを以て》物は能く之を行す》 00273: 以て徳の有を観る。 00274: 有すれば則ち物として宅せざる靡し〉 00275: 往すれば則ち事として路せざる靡し》 00276: 行すれば則ち微として為せざる靡し〉 00277: 有すれば則ち一として成せざる靡し》是を以て 00278: 鬱Dは能く活す〉 00279: 混淪は能く立す》 00280: 性は剖し体は偶す〉 00281: 気は有し物は開す》而して 00282: 一は万有を含す。而して 00283: 動植は其の中に物す〉 00284: 本神は其の中に気す》 00285: 植は以て物に資す〉而して能く本に厚し〉 00286: 動は以て神に資す》而して能く神に厚し》 00287: 分して隻を為すと雖も〉亦た能く合して一を成せば〉則ち 00288: 物に資する者も亦た其の神を有す〉 00289: 神に資する者も亦た其の本を有す》 00290: 故に成すれば則ち各は執る有りと雖も。而も 00291: 眇忽は亦た能く大物と勢を張る。 00292: 勢を張れば則ち天地と分立す〉 00293: 給資すれば則ち天地と混一す》 00294: 才は活して而して性はA昜を見す〉 00295: 体は立して而して物は天地を露す》 00296: BCなる者は神の運なり〉 00297: 没露なる者は物の立なり》 00298: 本根精英の物〉 00299: 保営運為の活》 00300: 活は成し物は成す〉乃ち二なり〉 00301: 活を成し物を成す》二に非ず》故に 00302: 有有り無無し〉是を以て 00303: 没露は皆な有す〉 00304: 隻隻は相い闕す》是を以て 00305: 反合は全を成す》 00306: 有せずして無なり〉 (「無」は「條理の言」ではない。) 00307: 具せずして闕なり》 00308: 闕する者は其の具を具せずして闕す〉 00309: 具する者は亦た其の闕を具して具す〉 00310: 無なる者は》其の有 有らずして無し》 00311: 有なる者は》無無きを以て而して有る》 00312: 闕なる者は唯だ没なり〉 00313: 無は則ち直ちに無なり》 00314: 有するを以て而して其の徳を一にす〉 00315: 具するを以て而して其の道を二にす》是を以て 00316: 其の無き所は則ち無し〉 00317: 其の闕す所は則ち闕す》是を以て 00318: 有中は無無し〉 00319: 具中は具闕す》 00320: 有なる者は〉有中に有り〉無を有せば則ち有中 に非ず〉 00321: 具する者は》闕中に具す》闕を闕けば則ち其の具に非ず》故に 00322: 無は有に非ず。有して闕すは則ち具中に在り。故に 00323: 闕闕相い得れば則ち全〉闕は有中に在るを以てなり〉 00324: 有は無を以て並立せず》有は能く有を有すればなり》 00325: 蓋し気は精没麁露の態を有す。 00326: 露して有有り〉 00327: 没して無有り》 00328: 無なる者は無にして後無なり〉 00329: 如し無にして有るは》則ち有の没なり》 00330: 同声にして異主。 00331: 之を闕と謂いて可なり。 00332: 混成は相い食すと雖も。 00333: 之を相いと謂えば。則ち已に吐す。故に 00334: 没する者は遂に露せず。 00335: 無なる者は遂に有せず。 00336: 條理の見するは則ち一の分なり〉 00337: 罅縫の没するは則ち二の合なり》 00338: 反を以て而して彼此没露す〉 00339: 比を以て而して彼此偕に有す》故に 00340: 麁中相い吐せば〉則ち天は虚にして気〉地は実にして物なり〉 00341: 相い食せば》則ち虚体も物を実し》実体も気を虚す》唯だ 00342: 其の没は物の天を為す〉 00343: 其の露は気の地を為す》 00344: 罅縫を没す〉 00345: 條理を見す》 00346: 剖析〉之に沿えば則ち散す〉之に遡れば則ち統す〉 00347: 対待》之を分せば則ち反す》之を合せば則ち一す》 00348: 剖析は親疏を生す〉 00349: 対待は反比を成す》 00350: 親疏は祖を同すれば〉 之を資する者は一〉 00351: 児孫の愈いよ衆ければ》則ち之を給する者は滋し》 00352: 親親は相い偶すれば〉則ち其の反する者は合す〉 00353: 疏疏は相い向すれば》則ち其の比する者は依す》 00354: 大は小に之けば〉則ち小は大に資す〉故に大の具する所〉小亦た之を具す〉 00355: 類類は比すれば》則ち彼此は依す》 故に此の乏しき所》彼に仰ぐ有り》夫れ 00356: 気物元と性体を有す〉 (元と=もと) 00357: 性体終に気物と剖す》 00358: 四にして二。 00359: 二にして一。 00360: 是を以て一元の気。鬱Dの神を活す〉 00361: 混淪の物を立す》 00362: 混淪は処を全す〉本神は一を成す〉 00363: 鬱D》は時を分す》天神は二を成す》 00364: 気は能く神を用す〉而して宇宙は能く容し〉転持は能く動す〉 00365: 神は能く物に体す》而して天地は能く立し》水火は能く著す》 00366: 物は能く神を活す〉而して本神能く活し〉造化能く通す〉 00367: 天は能く物を成す》而して本神能く一し》事物能く雑す》 00368: 神は本神を以て而して神す〉 00369: 物は天地を以て而して体す》 00370: 体体は隔して而して物す〉 00371: 神神は交して而して事す》 00372: 物は條理整斉の中に立す〉 00373: 事は変化錯雑の間に行す》 00374: 宙通宇塞〉転動持止〉天散地結〉華火液水〉物以て成す〉 00375: 神活本立》神為天成》物定事変》造来化往》神以て為す》 00376: 事物の間〉鬼神は感応す〉 00377: 造化の中》天命は当遇す》 00378: 活中〉神変不測〉其の妙を観る〉 00379: 立中》天常不I》其の誠を観る》是に於て 00380: 物は性中に居す〉 00381: 性は物中に遊す》