五郎丸延(ごろうまる ひさし)氏の文献整理
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主要参考文献目録

[凡例]
一、平成元年(一九八九)一二月までに出版された文献を対象とした。
一、論文名、書名に関係なく、通史、概説も含めて三浦梅園に関係するもの
  を内容より判断した。
一、配列は、[明治以前]および明治以後の[単行本]・[雑誌掲載論文]・[資料・
  資料解説・目録]の各項目に分け、発表年代順に並べた。
一、[単行本]の部では、「○○編」となっているものについては、該当論文
  名および著者名を注記した。
一、[雑誌掲載論文]の部では、後に単行本に含まれた論文の大部分を省略し
  た。ただし、研究史上重要と判断したものは、重複を厭わずに掲載した。
一、[資料・資料解説・目録]の部では、三浦梅園の著作を収録した巻を注記
  した。

[明治以前]
藤田敬所『貞一先生集』 ※三浦梅園の序は天明二年
矢野弘 『条理余譚』  ※「文政十三年春三月」の写本
広瀬淡窓『儒林評』   ※天保七年成稿
帆足万里『肄業余稿』  ※享和元年起草 文化五年再稿
同   『窮理通』   ※天保七年成稿 後の追加あり
三浦潜 『寓意臆断見』 ※杵築市立図書館梅園文庫蔵

[単行本]
内藤湖南『近世文学史論』 政教社 明治30年
西村天囚『学界之偉人』 梁江堂 明治44年
武藤長平『西南文運史論』 岡書院 大正15年
三枝博音『日本の思想文化』 第一書房 昭和12年
 ※中公文庫(昭和 年)
三枝博音『日本の知性と技術』 第一書房 昭和14年
 ※以下の三枝博音の単行本は、一部を除いて『三枝博音著作集』(中央公論社)
     に収録
萬羽正朋『日本儒教論』 三笠書房 昭和14年
高田真治『日本儒学史』 地人書館 昭和16年
三枝博音『三浦梅園の哲学』 第一書房 昭和16年
三枝博音『技術の思想』 第一書房 昭和16年
教学局(編)『教学叢書 第十輯』 内閣印刷局 昭和16年
 ※桑木!雄(注:!は外字につき不明)「明治以前の我が国に於ける自然科学の発達」
三枝博音『梅園哲学入門』 第一書房 昭和18年
三枝博音『日本の唯物論者』 英宝社 昭和31年
堀内剛二『近代科学思想の系譜』 至文堂 昭和39年
奈良本辰也(編)『近世日本思想史研究』河出書房 昭和40年
     ※左方郁子「近世自然観の展開」
     ※松浦玲「近世後半期の思想」
田口正治『三浦梅園』(人物叢書) 吉川弘文館 昭和42年
渡辺澄夫他『安岐町史』 安岐町史刊行会 昭和42年
後醍院良正『西村天囚伝』 昭和42年
     ※非売品
杵築市誌刊行会『杵築市誌』 昭和43年
高坂正顕(編)『近世日本の人間尊重思想』 福村出版 昭和43年
     ※本田済「第六章 三浦梅園のヒューマニズム」
古田光他(編)『近代日本社会思想史大系』第一巻 有斐閣 昭和43年
     ※源了圓「徳川時代における近代思想の形成」
古田・生松(編)『岩波講座哲学18 日本の哲学』 岩波書店 昭和44年
     ※梅本克己「形而上学の批判と認識論」
     ※古在由重「和魂論ノート」
吉田光邦『江戸の科学者たち』 社会思想社 昭和44年
田口正治他『三浦梅園・大蔵永常』 大分県教育委員会 昭和45年
     ※(大分県)郷土の先覚者シリーズ第一集
三浦頼義『少年少女のための三浦梅園伝』 安岐町 昭和46年
     ※昭和56年(再刊) 草土文化社
源了圓『徳川合理思想の系譜』 中央公論社 昭和47年
三枝博音『三枝博音著作集 第五巻』 中央公論社 昭和47年
     ※三浦梅園関係の著作・資料解説を収録
源了圓『徳川思想小史』 中央公論社 昭和48年
辻哲夫『日本の科学思想』 中央公論社 昭和48年
海音寺潮五郎他『日本史探訪』第11集 角川書店 昭和49年
     ※湯川秀樹「三浦梅園」
高橋正和『梅園学事始巻之一』 精神文化研究所 昭和49年
古川・石田(編)『日本思想史講座4 近世の思想1』 雄山閣 昭和51年
     ※柳沢南「三浦梅園とその周辺」
田口正治『三浦梅園の研究』 創文社 昭和53年
高浦照明『大分県の医療史』 大分合同新聞社 昭和53年
相良他(編)『江戸の思想家たち』 研究社出版 昭和54年
     ※高橋正和「三浦梅園-地球体説を中心に-」
加藤周一『日本文学史序説』 筑摩書房 昭和55年
     ※後に『加藤周一著作集』第五巻に収録
高橋正和『三浦梅園の思想』 ぺりかん社 昭和56年
福永光司『道教と日本文化』 人文書院 昭和57年
杉本勲『近世日本の学術』 法政大学出版局 昭和57年
橋尾四郎『三浦梅園の教育思想』 吉川弘文館 昭和58年
(財)高崎哲学堂設立の会(編刊)『近世日本の哲学』 昭和59年
     ※柳沢南「三浦梅園」
安心院町教育委員会(編刊)『賀来飛霞関係資料調査報告書』 昭和61年
     ※高橋正和「賀来飛霞の学問」
山田慶兒『黒い言葉の空間』 中央公論社 昭和62年
沼田次郎『洋学』(日本歴史叢書) 吉川弘文館 平成元年
小川晴久『三浦梅園の世界』 共栄書房(花伝社刊) 平成元年

[雑誌掲載論文]
◎河上肇「三浦梅園の『価原』及び本居宣長の『玉くしげ』に見れたる貨幣論」
     (『国家学会雑誌』19ノ5) 明治38年
     ※『経済学研究』(大正13年)、『河上肇著作集』第1巻(昭和39年)
      に収録
◎福田徳三「ボアギュベールの貨幣論と三浦梅園の貨幣論に就ての愚考」
     (『国家学会雑誌』24ノ6) 明治43年
◎橘樸「日本に於ける王道思想」(『満蒙』6ノ65) 大正14年
     ※『支那思想研究』(昭和11年)に収録
     ※『橘樸著作集』(昭和41年)に再収録
◎壺井秀生「三浦梅園の倫理思想」(『倫理学年報』5) 昭和31年
◎田口正治「三浦梅園研究」(『九州儒学思想の研究』九州大学中国哲学研究室)
     昭和32年
     ※『三浦梅園の研究』に収録
◎小川晴久「方以智の自然哲学『通幾』とその構造-三浦梅園の条理学との関
     連で」(『学習院高等科研究紀要』4号)  昭和44年
◎柳沢南「三浦梅園の世界観」(『倫理学研究』20号 東京教育大学倫理学会)
     昭和46年
◎高橋正和「三浦梅園の研究-条理に関する定説を中心にして」
      (『九州中国学会報』17巻) 昭和46年
     ※『三浦梅園の思想』(昭和56年)に収録
◎磯崎新「反建築ノート★」(『建築文化』29ノ三三六 美術出版社) 昭和49年
     ※改稿して『★★★』に収録(注:星印は外字と思われる。)
◎柳沢南「梅園哲学の方法と体系」(『群馬工専研究報告』8号) 昭和49年
◎小川晴久「方孔★・方以智の『通幾』哲学の二重性」(『日本中国学会報』26集)
     昭和49年(注:星印は外字と思われる。)
◎高橋正和「三浦梅園における時間と空間」(『季刊 日本思想史』2号 ぺりかん社)
     昭和51年 ※『三浦梅園の思想』(昭和56年)に収録
◎柳沢南「条理学と弁証法」(『群馬工専研究報告』10号) 昭和51年
◎大分合同新聞「梅園はいま」 昭和53年
     ※年間連載
◎岩見輝彦「三浦梅園の漢文論と句読点」(『人文論集 現代思想4』
     早稲田大学人文論集刊行会) 昭和54年
◎島田虔次「三浦梅園の哲学-極東儒学思想史の見地から-」 (『東洋史研究』38ノ3)      昭和54年
◎五郎丸延「三浦梅園の!昜論」(『日本思想史学』第14号) 昭和56年
     (!は、陰からこざとへんを取ったもの。)
◎村上恭一「三浦梅園の自然哲学-『玄語』初稿本の成立とその意義」
     (『法政大学教養部紀要』46号) 昭和58年
◎山本治夫「十八世紀東アジアの開明思潮の隆替と現代意識(A)」
     (『福岡大学総合研究年報』61号) 昭和58年
     ※同(B)は79号(昭和59年11月)に掲載
◎高浦照明他「三浦梅園の総合的研究」(大分合同新聞) 昭和58年
      ※年間連載
◎小川晴久「三浦梅園の自然哲学の立場」(『(東大)中哲文学会報』9号) 昭和59年
◎末木剛博「西田幾多郎と三浦梅園」(『哲学』35号 日本哲学会) 昭和60年
◎高橋正和「梅園学に於ける天地論」(『武徳紀要』4号 国士舘大学武道徳育
      研究所)昭和62年
◎小川晴久「慎独論ノート」(『東京大学教養学部人文科学科紀要』85) 昭和62年
◎壺井秀生「和辻哲郎の『人間の学としての倫理学』に基づく三浦梅園の
     『贅語』善悪帙の理解」(『白壁』4号) 昭和64年

[付記]三浦梅園に関する専門研究誌として次のものがあるが、本目録では本書に
収録したものも含めて、個々の論文名は省略した。
       〇『梅園研究』(不定期刊)梅園研究会 昭和45年~
       〇『梅園学会報』(年刊) 梅園学会  昭和51年~
[資料・資料解説・目録]
『破邪必読 五月雨抄』柴田花守(増訂) 書舗四姓堂合梓 明治5年
『日本倫理彙編』井上哲次郎・蟹江義丸(編) 育成会 明治36~41年
『日本教育文庫 学校篇』 同文館 明治43年
 ※『三浦晋私塾学制』
『価原』福田徳三(序)「一橋経済学会雑誌」78 明治45年
『名家随筆集 下』 有朋堂(文庫) 明治44~大正5年
 ※『梅園叢書』『梅園拾葉』
『梅園全集』梅園会(編) 弘道館 大正元年
 ※昭和45年復刻
『日本経済叢書第一一巻 価原』滝本誠一(編) 同刊行会 大正4年
 ※第33巻『贅語(抄)』 大正6年
 ※増補版『日本経済大典』 史誌出版社・啓明社 昭和4年
『日本随筆大成』刊行会(編) 吉川弘文館 昭和2~6年
 ※第1期第6巻『梅園叢書』
 ※第2期第3巻『梅園拾葉』
『大日本思想全集』刊行会(編刊) 昭和6~9年
 ※第8巻(佐藤信淵集・三浦梅園集・海保青陵集)
     『価原』『玄語(抄)』『敢語』『贅語三』『帰山録(抄)』
『日本思想闘諍史料』 東方書院 昭和5・6年
 ※第10巻『五月雨抄』
『近世社会経済学大系』刊行会(編) 誠文堂新光社 昭和10~12年
 ※(荻生徂徠・三浦梅園集)『価原』
『日本哲学全書』三枝博音他(編) 第一書房 昭和11年
 ※第8巻『玄語(抄)』『帰山録』
 ※第10巻『価原』
『三浦梅園書簡集』小野精一(編) 第一書房 昭和18年
『日本科学古典全書』三枝博音(編) 朝日新聞社 昭和19年
 ※第1巻『多賀墨卿君にこたふる書』『戯示学徒』『元!論』(!は「気」   と同義の外字)
 ※昭和50年復刻
『三浦梅園集』三枝博音(編) 岩波書店(文庫) 昭和28年
『日本哲学思想全書』三枝博音他(編) 平凡社 昭和30年
 ※第2巻『多賀墨郷君にこたふる書』
 ※第7巻『戯示学徒』など
   ※第19巻『玄語 天冊道徳』
 ※第14巻『敢語』
 ※第18巻『価原』
 ※第1巻『玄語 例旨』『玄語 本宗』
『大分県史料』同刊行会(編) 大分県教育研究所 昭和35年
 ※『第八部先賢資料一』「垂綸子九戌天冊」、「浦子手記」(目録)、
             田口正治「玄語正誤表」他
 ※『第八部先賢資料二』「条理余譚」他
『浦子手記(76冊)』高橋正和(編) 梅園研究所 昭和43年
『三浦梅園遺稿』文化庁美術工芸課(編) 文化庁 昭和44年
 ※国重要文化財指定のための調査が昭和42年に実施された。本書はその調査報告
  書で、三浦家所蔵の梅園自筆草稿本を主とする蔵書目録。
『日本の思想 18』中村幸彦(編) 筑摩書房 昭和46年
 ※高橋正和訳注『玄語 本宗』
  『玄語草稿本類 32冊』高橋正和(編) 梅園研究所 昭和46年
『贅語草稿本類 14冊』高橋正和(編) 梅園研究所 昭和47年
『玄語図全影』辛島詢士(編) 梅園研究所 昭和50年
『医学古典集』日本医史学会(編) 医歯薬出版 昭和50年
 ※第★巻『造物余譚』(梅園自筆本)
『日本教育思想大系 三浦梅園』高野美夫(編) 日本図書センター 昭和54年
 ※『梅園全集』の部分復刻版
『三浦梅園自筆稿本並旧蔵書解題』阿部隆一(編) 三浦梅園文化財保存会 昭和54年
 ※付録『三浦梅園研究文献目録』(中尾弥三郎編)
『三浦梅園全集 巻之一』北林達也(編) 梅園研究所 昭和54年
 ※梅園自筆本『多賀墨卿君にこたふる書』影印版
『増補改訂 三浦梅園研究文献目録』中尾弥三郎(編刊) 昭和55年
『日本思想大系 三浦梅園』島田虔次・田口正治(編解説) 岩波書店 昭和57年
 ※『玄語』版下本(写本)原文・現代語訳
『日本の名著 三浦梅園』山田慶兒・吉田忠(訳注解説) 中央公論社 昭和57年
 ※『玄語』(抄)・『贅語』(抄)他
『増補帆足萬里全集』 ぺりかん社 昭和63年
 ※第一巻 万里図書館(編)『(旧版)帆足萬里全集上巻』
 ※第二巻 万里図書館(編)『(旧版)帆足萬里全集下巻』
※第三巻 五郎丸延(編・解説)『窮理通初稿』・『窮理小言』・『窮理通解』(影印)
 ※第四巻 小野精一(編)・高橋正和(解説)『帆足萬里書簡集』
『三浦梅園資料集』高橋正和・五郎丸延(編解説) ぺりかん社 平成元年
 ※自筆『玄語 安永本』八冊・『玄語 浄書本』三冊
 ※三浦黄鶴・矢野弘「附箋集」

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